ジェラード体制では39戦10ゴール、それがエメリ体制となって87戦45ゴール アストン・ヴィラで化けたワトキンスの得点力

アストン・ヴィラで活躍するワトキンス photo/Getty Images

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2022年にはワトキンス放出の話もあった?

昨季はプレミアリーグで19ゴール13アシストを記録し、今季も開幕から6試合で4ゴール2アシストを挙げるなど、アストン・ヴィラFWオリー・ワトキンスは誰もが認める一流ストライカーへと変貌した。

ワトキンスのポテンシャルが大きかったのはもちろんだが、全ては指揮官ウナイ・エメリとの出会いだろう。エメリの前はスティーブン・ジェラードがアストン・ヴィラを指揮していたが、ジェラードが指揮していた2022年にはワトキンスを手放すプランがあったというのだ。

英『Football Insider』によると、2022年の夏にワトキンス獲得へ関心を示していたのは、同じイングランドのエヴァートンだ。2021-22シーズンもワトキンスは出番を得ており、リーグ戦35試合に出場して11ゴール2アシストを記録している。この数字も悪くはないが、今ほどのインパクトはなかった。何よりジェラード体制では39試合で10ゴールに留まっていたのだ。
それがエメリ体制になってからは87試合で45ゴールと得点ペースが急激に上がり、チームの歴史に名を刻むストライカーとなった。エメリとの出会いがなければ、ワトキンスがここまで化けることもなかったかもしれない。2022年にはエヴァートンからの関心があったようだが、同メディアは最終的に合意に達しなかったと振り返っている。

アストン・ヴィラ側も現在のワトキンスの活躍を見て、胸をなで下ろしているに違いない。昨季にはトップ4入りを達成し、今季はチャンピオンズリーグの舞台でも戦えているのだ。ワトキンスの貢献がなければ実現しなかったことであり、クラブは歴史的なシーズンを過ごしている。

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