今季のサカは“チャンスメイク力”が覚醒中 成長続けるアーセナルのエースにアルテタも脱帽 「彼がこの年齢でやっていることは信じられない」

アーセナルのエース、サカ photo/Getty Images

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7試合で2ゴール7アシスト

プレミアリーグ第7節でサウサンプトンと対戦し、3-1の逆転勝利を収めたアーセナル。

この試合、サウサンプトンにまさかの先制ゴールを許す形となったが、そんなチームを救ったのがエースのブカヨ・サカだ。失点を許した3分後の58分、ハフェルツのゴールをアシストすると、その10分後にはマルティネッリのゴールをアシスト。さらに終了間際には自身でダメ押しとなるチームの3点目を決め、1ゴール2アシストという圧巻の成績を残してアーセナルを勝利に導いたのだ。

指揮官のミケル・アルテタもサカの貢献に感謝し、この試合の活躍はまだ23歳という若さではあるが、サカがチーム内でより大きな責任を負う覚悟を示したと脱帽した。
「それが成熟であり、選手が成し遂げなければならないステップだ。彼はチームに十分長く在籍しており、その役割を担う権利がある。彼は、他の多くの選手と同様に、試合の流れを変え、試合を決める能力があると信じている。そして、トップになりたいと思っている。時には選手がそういった瞬間を作り出さなければならないが、彼は今日もまたそれをやってのけた」

「これはまた一歩前進だと思うし、彼が望んでいることでもある。ホームでもアウェイでも、ビッグマッチでもそれほど大きくない試合でも、3-0のときではなくチームがそれを必要とするときにやる。それがトップクラスの選手を定義するものだ。彼がこの年齢でやっていることは信じられない。それについても多くの実例がある」(英『Sky Sports』より)

ここまでプレミアリーグ7試合で2ゴール7アシストを記録しているサカ。もちろん現段階ではアシストランキングトップであり、同メディアによると、ここまでのチャンスクリエイト数(27回)、ビッグチャンスクリエイト数(13回)アシスト期待値(3.16)でリーグトップを記録。さらにオープンプレイからのチャンスクリエイト数(17回)もリーグ2位となっており、今季のサカはチャンスメイク力が覚醒しているといえる。

ここ数年圧巻のパフォーマンスを見せているサカは今シーズンも厳しいマークにあっているが、自らシュートを決めたり、ドリブルで抜くだけではなく怪我で現在不在のウーデゴーのようにチャンスを生み出すこともできる選手へと成長している。


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