「5つ星のパフォーマンスで時代を巻き戻した」  ワトキンスら豪華攻撃陣をシャットアウトしたマンUベテランCBに称賛集まる 「彼はピッチ上で最高の選手だった」

エヴァンズが守備で躍動 photo/Getty Images

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チームを救う活躍

プレミアリーグ第7節でアストン・ヴィラと対戦し、スコアレスドローに終わったマンチェスター・ユナイテッド。

ブルーノ・フェルナンデスのFKがクロスバーに当たったり、ラッシュフォードのシュートがビッグセーブに阻まれたりと、得点を取るチャンスはいくつかあったが、この試合圧巻の存在感を見せつけたのはCBとしてスタメン出場したジョニー・エヴァンズ(36)だ。

マグワイアと共にCBでスタメン出場したエヴァンズ。この組み合わせは大きな注目を集めた。後半からは負傷したマグワイアに代わりデ・リフトが出場したが、この試合のディフェンスラインを引っ張ったのは間違いなく36歳のベテランだ。
エヴァンズはこの試合、全12回のデュエルのうち11回に勝利。地上戦は7回中6回勝利し、空中戦は5回すべてで勝利している。ワトキンスやロジャーズ、そして途中から入ったデュランなどヴィラの強力な攻撃陣をことごとくストップ。英『Sky Sports』は「オリー・ワトキンスはスピードでは彼を圧倒していたが、エヴァンスのポジショニングが賢明だったため、アストン・ヴィラのストライカーはそれを活かすチャンスを得られなかった」と、ベテランの強みを活かしたエヴァンズを称賛。

さらにこの試合でMOMを獲得したエヴァンズには多くの称賛が集まっており、英『THE Sun』はこの試合チームトップの9点(10点満点中)をつけ「前半45分間はオリー・ワトキンスをうまく抑え、最後の30分間はワトキンスとジョン・デュランの2トップの脅威に持ち前の経験を存分に発揮して対処した。5つ星のパフォーマンスで時代を巻き戻し、マン・オブ・ザ・マッチの評価を獲得した」と絶賛。

また英『Manchester Evening News』はダロトと並ぶチームトップの8点をエヴァンズにつけており「ユナイテッドのファンは前半に3回も彼の名前を叫んだ。タックルもボールさばきも素晴らしかった。彼はピッチ上で最高の選手だった」とベテランCBの奮起をたたえた。

この試合はエリック・テン・ハーグの去就に大きく関係するかもしれないという報道もあったが、エヴァンズの活躍もあり、ユナイテッドはアウェイで勝ち点1を獲得した。現在はリサンドロ・マルティネス、デ・リフト、マグワイアに次ぐCBという見方が強かったエヴァンズだが、この試合で見せたパフォーマンスは彼らにも劣らないものであったと言えるだろう。


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