「ブカヨ・サカはワールドクラスではない」　元トッテナムMFの大胆主張が話題に!?　サカより優れた選手として挙げた2人とは……

アーセナルのエース、サカ photo/Getty Images

アーセナルファンはこの主張に激怒

元トッテナムMFジェイミー・オハラ氏の『Grosvenor Sport』でのアーセナルFWブカヨ・サカ（23）に対する発言が大きな話題を呼んでいるようだ。『METRO』が報じている。

同氏は「ブカヨ・サカはワールドクラスではない」と発言し、サカよりも優れた選手としてバルセロナでプレイするスペイン代表FWラミン・ヤマル（17）とチェルシーでプレイするイングランド代表MFコール・パルマー（22）の名前を挙げた。

「彼はとても良いチームの素晴らしい選手だが、コール・パルマーやラミン・ヤマルのような選手を見ると、彼らはワールドクラスの選手だと思う。彼らはサカよりもレベルが上だ。それだけのことだ。ヤマルは今後数年間バルセロナのスター選手になるだろう。彼がいればチームは間違いなく優勝する。だから、まずはサカよりもヤマルを推す」

「パルマーはプレミアリーグでも最高の選手のように見える。つまり、彼は世界最高の選手であるという主張も成り立つ。私は少し夢中になり過ぎているかもしれないが、パルマーはフットボールのピッチでは何でもできるように見える。何にも動じない。繰り返しになるが、サカは素晴らしい選手だが、パルマーは別格だ」

ヤマルは今季ここまで公式戦11試合で5ゴール5アシストを記録し、パルマーはリーグ戦7試合で6ゴール5アシストをマークしている。どちらもワールドクラスであることは間違いないが、サカもここまで公式戦10試合で3ゴール7アシストという圧巻の数字を残しており、ヤマルやパルマーにもにも引けを取らない。またサカはここ数年安定した数字を残している。ワールドクラスの判断基準は人それぞれではあるが、オハラ氏の主張はやや強引な気もする。

この同氏の主張には多くのアーセナルファンが激怒しており、SNSでは「一体誰がジェイミー・オハラの言うことを聞くのか？サカは100%ワールドクラスだ」、「ジェイミー・オハラはおかしい。サカに対する侮辱には呆れるばかりだ」など多くの反論の声が寄せられている。

また同氏は今シーズンのプレミアリーグ優勝予想も同メディアにて語っており、アーセナルには厳しい意見をぶつけている。

「はっきりさせておこう。アーセナルは優勝候補ではない。彼らは20年近く優勝していないのだ！いいスタートを切ったが、まだシーズンは始まったばかりだ。今シーズンは多くのチームが調子を上げてきているし、2チームによる争いにはならないだろう。アーセナルファンは『今年は我々の年だ』と言っているが、まだ6週間しか経っていない。マンチェスター・シティはプレミアリーグを4連覇中であり、スタメンも選手層も最高だ。私にとっての優勝候補であり、ロドリがチームにいなくても最終的には優勝するだろう」

アーセナルのライバルでもあるトッテナムに在籍していたことも影響しているのかもしれないが、オハラ氏のアーセナルとサカへの主張は波紋を呼んでいるようだ。