ここまではハーランドをも上回る“12ゴール” 輝きを取り戻したレヴァンドフスキは36歳にして再び世界最高のストライカーへ

今季絶好調なレヴァンドフスキ photo/Getty Images

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アラベス戦でハットトリック

バルセロナでプレイするポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(36)は今シーズン、再び手がつけられないストライカーになっている。

ラ・リーガ第9節でアラベス戦でハットトリックを記録したレヴァンドフスキはこれで今シーズン公式戦11試合に出場し12ゴール2アシストを記録。ハンジ・フリックが新監督に就任したバルセロナはここまでリーグ戦9試合を終えて8勝1分で首位をキープしており、最高のスタートを切っている。

中でも圧巻の存在感を見せているのがレヴァンドフスキで、ここまでのゴール数は現在世界最高のストライカーと言われているマンチェスター・シティのアーリング・ハーランド(公式戦10試合で11ゴール)をも上回る。試合数の違いはあるかもしれないが、36歳という大ベテランになった今もこのゴール数を記録しているのは驚きだ。
フリック監督は今節の試合後「彼はゴール前、エリア内で最高の選手だ」(スペイン『SPORT』より)とレヴァンドフスキを称賛していたが、ヤマルやハフィーニャを始めとする選手たちが質の高いボールを供給できていることも大きいだろう。ヤマルは公式戦11試合で5ゴール5アシスト、ハフィーニャは公式戦11試合で6ゴール6アシストを記録している。

昨シーズンは最終的に公式戦49試合で26ゴール9アシストをマークしたレヴァンドフスキだが、シーズン途中には衰えを指摘されており、バルセロナは新たなストライカーを獲得する必要があると騒がれていた。

しかし、バイエルン時代に指導を受けていたフリックが監督に就任した今シーズンはベストフォームを取り戻しつつあり、36歳という年齢ながら再び世界最高のストライカーとして輝きを取り戻している。


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