成長止まらぬチェルシーの“新たな象徴”パルマーの才能を同僚マドゥエケも絶賛　「彼には無限の可能性がある」

チェルシーのエース、パルマー photo/Getty Images

今季も圧巻の存在感

チェルシーに移籍した昨シーズン以降、止まらぬ成長を見せ続けているイングランド代表MFコール・パルマー（22）。

プレミアリーグ34試合で22ゴール11アシストを記録した昨シーズンより、マークが厳しくなる今シーズンは苦戦することが予想されたが、この22歳は昨季以上の存在感を残してる。ここまでプレミアリーグ7試合で6ゴール5アシストを記録。プレミアリーグ第6節ブライトン戦では前半だけで4ゴールを決めるという偉業を成し遂げた。

今シーズンも変わらず大きな注目を集める若き才能は今やプレミアリーグ最高の選手といわれることもあるが、チェルシー、そしてイングランド代表でもチームメイトのノニ・マドゥエケはパルマーの底なしの才能を称賛した。英『The Athletic』が報じている。

「彼には無限の可能性があると思う。彼に限界があるかどうかは分からないし、限界がどこなのかも分からない。しかし、彼が今見せている調子は信じられないくらい素晴らしいし、この調子が続けばいいなと思う」

「コール・パルマーはとてもユニークな選手だ。最もプレッシャーのかかる状況でもプレッシャーを感じないタイプの選手。私は彼のその点を尊敬している。彼は素晴らしいサッカー選手だ。そして、チェルシーでやっているように、イングランド代表でも活躍してくれるだろう」

パルマーはマドゥエケの言うように常に冷静沈着だ。まだ22歳と若いがどこか達観している部分もあり、動じないことも大きな武器となっている。昨シーズンの活躍でパルマーにかかかる期待は大きいが、パルマー本人はそんなプレッシャーを気にしていないかのように感じる。なぜパルマーはプレッシャー下でも冷静でいられるのだろうか。マドゥエケはこう考えている。

「それはまさに彼の態度だ。彼はただリラックスしているだけなんだ。ピッチの上でも、ピッチの外でも同じようにリラックスしている。それが彼だ。そういう人もいる。それが彼の性格だ。そして、ピッチでもそれが彼にはうまく機能している。コールはそういう意味でユニークだ。ただピッチに出て、試合をして、楽しむ。試合を楽しむためにプレイする。そして、とにかく結果を出す。それがコールという選手だ」

パルマーは現在、UEFAネーションズリーグに挑むイングランド代表メンバーに招集されている。チェルシーで結果を残しエースとなったパルマーは今ではイングランド代表でもエースになることが期待されているが、代表でも変わらぬ存在感を発揮できるか、注目だ。