最終予選3戦目にして初勝利のオーストラリア グループ1番の難敵の日本戦へ向けて「美しい挑戦」

決勝弾を挙げたグッドウィン Photo/Getty Images

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3−1で勝利

10日に行われたワールドカップアジア3次予選(最終予選)第3節でオーストラリアは中国と対戦し3−1で勝利した。

初戦のバーレーンとの試合を0−1で落とし、続くインドネシア戦は0−0のドローに終わり、スタートダッシュに失敗したオーストラリア。先日にはグラハム・アーノルド監督が辞任し、新たにトニー・ポポヴィッチが就任して新たな船出となった。そんなポポヴィッチ監督の初陣となった中国戦。前半に中国に先制点を浴びて展開が苦しくなるも、前半アディショナルタイムにセットプレイから同点に追いつき、後半には2点を追加し逆転勝利。今回の最終予選で初勝利を挙げた。

この結果によりオーストラリアはグループ2位に浮上。地元メディア『Brisbane Times』によれば、15日の日本戦に向けてポポヴィッチ監督は、今予選3戦3勝で14得点と絶好調の日本との対戦に「恐れることは何もない」とコメント。「明らかにこれは大きな挑戦だが、日本で勝つチャンスでもある。このパフォーマンスを向上させることができれば、試合に勝つことができるだろう。それは本当に重要なことだ」と意気込んだ。
オーストラリアは2006年にアジアへ編入して以降、アジア最終予選では毎度となく日本と対戦している。だが、オーストラリアにとって日本との対戦成績はあまり良いものではなく、最後に勝利したのは2009年のワールドカップ・南アフリカ大会のアジア最終予選の最終節にまで遡る。2010年以降は3分3敗としなっており、前回大会の予選ではホーム、アウェイ共に2敗と直近で勝利どころか引き分けにも持ち込めていないほど相性は良くない。

そんな日本との対戦を控える中、ポポヴィッチ監督は「我々は現時点で最高のチームとプレイするために日本に行く。それは美しい挑戦で待ちきれない。選手たちが本当に興奮していることを願っているよ」と日本との対戦を心待ちにした。



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