カルバハル長期離脱でレアルが取るべき右SBは誰? アーノルド、ポロ、フリンポン……英紙が候補5選手を挙げる

今季限りでリヴァプールとの契約が切れるアーノルド photo/Getty Images

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負傷に悩まされているレアル・マドリード

レアル・マドリードは負傷したダニエル・カルバハルの手術成功を発表した。同選手はリーガエスパニョーラ第9節ビジャレアル戦で右ひざを負傷し、復帰までに1年を要することになると『AS』は予想している。クラブはそんなスペイン代表DFをサポートすべく、2026年6月までの契約延長を発表している。

カルバハルを欠いたことで、レアルの右SBはルーカス・バスケス1人になってしまった。最終ラインであればどのポジションでもハイレベルにこなせるナチョ・フェルナンデスは今夏に退団しており、冬の移籍市場での補強は必須といえる。

『The Athletic』ではカルバハルの後任として5選手の名前を挙げ、誰が適任なのか考察している。
■トレント・アレクサンダー・アーノルド(リヴァプール)
アーノルドは所属クラブとの契約が今季限りとなっており、レアルは来夏フリーでの獲得を希望していた。しかし、カルバハルの負傷の影響で、獲得を今冬に早める計画があるようだ。守備に難のある選手だが、アルネ・スロット新体制では守備対応の回数が増え、守備技術が向上しているデータがあるという。同メディアが調べたところによると今季のタックル成功率は61%で、キャリア平均の49%を大きく上回っている。つまり、こうした状況に晒され続けることが成長の近道であり、レアルではフェデリコ・バルベルデのプレスバックがアーノルドの助けになるだろうと予想している。

■ペドロ・ポロ(トッテナム)
ポロはスポルティングCPでプレイする前にジローナとレアル・バリャドリードに所属しており、スペインでのプレイ経験を有している。10月の代表戦ではルイス・デ・ラ・フエンテに招集されスペイン代表入りしており、レアルにとって最適な選手といえる。しかし、トッテナムが彼をそう簡単に手放すはずはなく、クラブとの契約は2028年まで残っている。

■ジェレミー・フリンポン(レヴァークーゼン)
フリンポンはここまでの2人と同様に攻撃的な選手だ。シャビ・アロンソのチームでは攻撃時にウイングとして振舞っており、無敗優勝に貢献した昨季はリーグ戦で9ゴール9アシストを記録している。フリンポン本人はレアル移籍に魅力を感じており、4000万ユーロの契約解除金はそれほど高額なものではない。

■ホン・アランブル(レアル・ソシエダ)
今季から久保建英が所属するソシエダのトップチームでプレイする22歳は、直近のアトレティコ・マドリード戦に先発し、勝ち点1獲得に貢献している。守備力に定評のある選手で、出場した直近6試合では64%と高いタックル成功率を誇っている。

■フアンル(セビージャ)
フアンルはセビージャでプレイする21歳で、今夏に行われたパリ五輪ではスペイン代表として優勝を経験している。右SBを含め複数のポジションでプレイが可能で、8月に行われたビジャレアル戦では中盤で起用されている。183cmの身長はSBでは長身の部類であり、2026年までの現契約には手頃な契約解除条項が設定されているという。

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