カマヴィンガ、ドゥエ、デンベレ、マティス・テルら恐ろしき育成力 レンヌが次々と輩出する仏の逸材たち

今夏はドゥエがステップアップ photo/Getty Images

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仏でもトップクラスの育成力と評判に

フランスのリーグ・アンからは、毎シーズンのようにポテンシャル抜群の若手が出てくる。各クラブの育成力は見事だが、中でも近年高い評価を得ているのがレンヌのアカデミーだ。

今夏もアカデミー出身者をビッグクラブへ送り出しており、5000万ユーロでFWデジレ・ドゥエ(19)をパリ・サンジェルマンへ、DFジャニュエル・ベロシアン(19)をレヴァークーゼンへ1500万ユーロで売却している。両者とも10代ながら高い実力を持つ選手だ。

現役のレンヌアカデミー出身者を見てみると、レアル・マドリードMFエドゥアルド・カマヴィンガ、チェルシーからサウサンプトンにレンタル移籍中のMFチムアンヤ・ウゴチュク、エヴァートンMFアブドゥライェ・ドゥクレ、バイエルンFWマティス・テル、パリ・サンジェルマンFWウスマン・デンベレらが挙げられる。これだけの逸材を輩出しているのは見事と言うしかない。
今年6月には、フランスサッカー連盟(FFF)より2年連続でフランス最優秀トレーニングセンターにも選ばれており、仏『Foot Mercato』はかつてのリヨンのポジションをレンヌが奪ったとアカデミーの成長を称えている。

レンヌのアカデミーは、才能ある子供をスカウトする際にPSG、リヨン、モナコといった国内主要クラブのアカデミーよりも試合に出場しやすい点をアピール材料の1つにしているという。かなり早い段階からトップチームでもプレイすることが可能で、選手にとってはステップアップしやすい環境と言えよう。

デンベレ、ドゥエ、カマヴィンガなどフランス代表でプレイする者も多く、その育成力特別な領域にある。

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