やはり遠藤航の不在は大きいのか どうにも修正に苦労した守備時のアンバランスさ

キャプテンマークを巻いた守田 Photo/Getty Images

苦しい局面での遠藤の存在は頼りになる

日本代表はAFCアジア最終予選、第4戦でオーストラリア代表と対戦。1-1のドローに終わった。

前半はボールを支配した日本だったが、ゴールを奪い切ることができずに前半を終える。そして58分に谷口彰悟のオウンゴールで今大会初となる失点を喫すると、なかなかオーストラリアからペースを奪い返すことができずに苦労した。

守り方が定まらず、セカンドボールも拾えない時間が続き、場当たり的な対応を長い時間強いられることになった日本。陣形の配置も乱れており、選手たちが声をかけあって修正する姿もなかなか見られなかった。この日体調不良で欠場したキャプテンの遠藤航の存在の大きさを感じたファンも多かったかもしれない。

この試合でキャプテンマークを巻いたMF守田英正は、「回収できずに攻撃を整えることができなかった。配置がアンバランスななかで相手にチャンスをつくられてしまったので、いいゲームではなかったと思います」と試合後のインタビューで振り返っている。

最終的には中村敬斗がオウンゴールを誘発する形でドローに持ち込んだが、屋台骨であり精神的支柱でもある遠藤を欠き苦戦を強いられた日本。苦しい局面に立たされたときの遠藤の不在はやはり大きいのか。

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