ゲームに熱中して腱負傷、ニンジンを食べて顎骨折…… サッカー界で「もっとも奇妙な負傷」

イプスウィッチのトゥアンゼベ Photo/Getty Images

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思いも掛けない災難が

 フットボールに負傷はつきものだが、ときには思いも掛けないことで選手が負傷・離脱してしまうこともある。先日、イプスウィッチ・タウンDFアクセル・トゥアンゼベは洗い物をしているときにガラスで指を負傷。親指の裂傷は緊急の手術を要するほどで、指を失う恐れすらあったという。手術は成功したようだが、トゥアンゼベはプレミアリーグ第7節ウェストハム戦に出場できなかった。

 英『THE Sun』は、サッカー界で起こった奇妙な負傷についてまとめている。元マンチェスター・ユナイテッドDFで、現解説者のリオ・ファーディナンドは、2001年にゲームの『PES(※ウイニングイレブンシリーズ)』に熱中するあまり腱を負傷した。テーブルの上に足を上げて長時間座っていたことが原因で、膝の後ろの腱がおかしくなってしまったようだ。

 レンジャーズなどで活躍し、現在スコットランド2部のグリーノック・モートンでプレイするDFカーク・ブロードフットは、ポーチドエッグを作ろうとしていたときに卵が爆発し、顔に大火傷を負ってしまった。現PSGのFWマルコ・アセンシオは、2017年のレアル・マドリード所属時、脚の毛を剃ったときの傷口が感染し、チャンピオンズリーグの試合を欠場したことがある。指揮官ジネディーヌ・ジダンは「足に吹出物ができて、靴下を持ち上げられない」と説明している。
 2021年、ヘーレンフェーンのDFラミ・カイブはニンジンを食べているときに顎を骨折し、数週間試合に出られなくなった。直前の試合で打撃を受けていたことが原因だが、固いニンジンを噛んだときに折れてしまったようだ。そのほか、現セレッソ大阪のMF香川真司がマンチェスター・ユナイテッド時代に、食べ過ぎで胃洗浄手術を受けたと取り上げられている。

 災難はピッチ上だけで起こるわけではない。どうか日常生活にも細心の注意を……。

※ザ・ワールド2024年11月号、10月15日配信の記事より転載

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