37歳でセルティック挑戦を選んだK・シュマイケルはタイトルに飢えている「それこそ彼がセルティックにいる理由」

セルティックに加わったシュマイケル photo/Getty Images

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すでにセルティックでも高評価

レスター・シティ、さらにはデンマーク代表で長く活躍してきたGKカスパー・シュマイケルは、今夏にスコットランド王者セルティックへ移籍した。

あまり知られていないかもしれないが、シュマイケルは2007年に短期間だけマンチェスター・シティからのレンタルでスコットランドのフォルカークに在籍していたことがある。それ以来のスコットランド復帰となり、37歳を迎えている大ベテランGKはスコットランド王者セルティックでの挑戦を選んだ。

2007年当時フォルカークでアシスタントマネージャーを務めていたブライアン・ライス氏は、シュマイケルが今でも野心に溢れていると主張。セルティックでタイトル獲得に飢えていると語り、シュマイケルの新たな挑戦を歓迎している。
「カスパーは勝者であり、もっと勝ちたいと願っている。それこそ彼がセルティックにいる理由だよ。彼にはまだハングリー精神があるんだ。過去の栄光に甘んじていることもない。国内での成功に加え、CLでの結果を求めるセルティックに彼は来たのだ」(英『Daily Record』より)。

セルティックでは昨季まで元イングランド代表GKジョー・ハートがゴールを守っており、ハートもプレミアリーグを中心に経験豊富な選手だった。セルティックは、ハートからシュマイケルへとベテランGKのバトンを繋いだことになり、この動きもライス氏は評価する。

「ハートも素晴らしいGKだった。カスパーもそうだ。それは2人の経歴を見れば分かることだ。彼らはそれぞれ異なる特性を持っているが、どちらもレジェンドだ。セルティックはトップクラスのGKからトップクラスのGKへと入れ替えたのだ。カスパーはすでにセルティックでトップレベルのGKだと証明している。彼以上の経験を持つGKはいないよ」

セルティックは国内で圧倒的な力を誇っており、タイトル獲得は絶対のミッションだ。シュマイケルもタイトルに飢えているはずで、ここまでリーグ戦は7試合をこなして1失点のみと絶好調。今季はCLでも奮闘しているが、37歳のシュマイケルにとっては理想の環境と言えるのではないだろうか。

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