「自国代表は2010年以来の最悪なスタート」 サウジメディアがバーレーンに引き分けた自国代表を酷評

なかなか結果が出ないサウジアラビア代表 Photo/Getty Images

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ホームでありながら痛恨のドロー

現地時間15日に行われたワールドカップアジア3次予選(最終予選)で3位のサウジアラビアはホームでバーレーンと対戦した。

試合はホームのサウジアラビアがゲームを支配するもなかなかバーレーンのゴールを撃ち破れず。前半20分にはPKを獲得するも相手GKに止められチャンスを逃してしまう。その後もなかなか進展はないまま試合は0−0のドローに終わった。

ここまでサウジアラビアは1勝2分1敗で3位。この10月シリーズはそれまでホームで負けなかった日本に初の敗戦。そしてバーレーンに引き分けで2戦ホームでの試合でありながら1分1敗という結果に終わった。
サウジアラビアメディア『Arriyadiyah』は今回の結果を受け、「グリーン(サウジアラビア代表の愛称、グリーンファルコンの略)は2010年以来の最悪なスタート」と題し、「最終予選の最初の4試合を終えてのこの勝ち点は、2010年ワールドカップへの挑戦が失敗に終わって以来、最も低いものだ」と紹介した。

サウジアラビアはこれまでワールドカップに6回出場。1994年アメリカ大会から2006年ドイツ大会までの4大会連続で出場している。しかし2010年の南アフリカ大会の予選では最終予選で3位となりプレイオフに進出。アジアプレイオフにて奇しくも今回と同じ対戦相手のバーレーンと対戦し、アウェイゴールの差で敗退となった。2014年ブラジル大会の予選では2次予選で敗退し2大会連続でワールドカップの出場を逃した。直近の2018年、2022年のワールドカップには出場しているものの、今回のここまでの予選の結果は直近の予選と比較して良くない結果であるという。

現地では指揮官であるロベルト・マンチーニへの不満が高まっており解任の話も上がっている。来月にはオーストラリアとの2位をかけた戦いがあるが、果たしてどうなるのだろうか。



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