アーセナルは冨安を手放す時なのか 実力はトップクラスも、怪我続きで問題視される稼働率「重要性が薄れつつあるのは事実」

アーセナルでプレイする冨安 photo/Getty Images

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今回の怪我は長引いている

アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋の実力は、現地でも高い評価を受けてきた。指揮官ミケル・アルテタも信頼を寄せており、両方のサイドバックに対応できる冨安は貴重な存在だ。

しかし、アーセナル移籍以降は怪我が続いている。現在も負傷離脱が続いており、復帰は1か月ほど遅れる見込みだという。実力は申し分ないが、稼働率には大きな問題がある。

チームの方は今夏にリッカルド・カラフィオーリを獲得し、ユリエン・ティンバーも昨季の長期離脱から復帰している。最終ラインの層は厚くなっており、アーセナル専門サイト『Pain In The Arsenal』は怪我が続く冨安を放出するタイミングなのだろうかと取り上げている。
「アルテタは冨安を高く評価してきたが、その重要性が薄れつつあるのは事実だ。冨安は加入して以降、クラブと代表で54試合を欠場している。出場機会の部分で彼より信頼できないのはトーマス・パルティくらいだ。冨安がコンディションを維持できていないことは、フラストレーションの原因になっている」

パルティは今季チームに貢献しているため、冨安のことも諦めるのは早すぎる。しかしカラフィオーリの加入など選手層が厚くなっていることを考えると、同サイトも冨安売却で利益を得るのも1つのプランと伝えている。

コンディションさえ整っていれば、今のメンバーでもスタメンに入るだけの力はあるはずだ。それだけに負傷が続いているのは残念だが、冨安のキャリアはどうなっていくのか。

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