相棒サリバに注目が行きがちだが…… アーセナルDFホワイトも絶賛するガブリエウの脅威 「CKを得るたびに得点できるとわかっている」

アーセナルでプレイするガブリエウ photo/Getty Images

今季リーグ戦で2ゴールをマーク

今シーズンもプレミアリーグの優勝候補として大きな注目を集めるアーセナル。そんな同クラブの特長の1つが堅守だ。

ミケル・アルテタ監督が特に熱心に改善を行ってきたディフェンスラインは今では選手層含め欧州トップクラスへと成長したと言っていいだろう。今シーズンのここまでは新加入のリッカルド・カラフィオーリ、昨シーズンは怪我に苦しめられたユリエン・ティンバーといった選手らがアーセナルのディフェンスラインでは多くの称賛を集めている。

また最近はレアル・マドリードが獲得を熱望しているとの報道もあり、世界最高のCBの1人として脚光を浴びているのがウィリアム・サリバだ。サリバは堅守を誇るアーセナルの要だが、相棒を務めるもう1人のCBの活躍も忘れてはいけない。ガブリエウ・マガリャンイスだ。

チームメイトであるベン・ホワイトは英『TBR Football』にてガブリエウについて、次にように評価している。

「サリバはかなり注目されていると思うけど、ガビ、彼は信じられないほど素晴らしい。彼がペナルティエリア内で見せる脅威は恐ろしい。コーナーキックを得るたびに得点できるとわかっている。ボールが適切なエリアに入れば、確実にゴールになる。それは素晴らしいことだ」

ホワイトはセットプレイにおけるガブリエウの脅威を絶賛した。アーセナルのもう1つの特長がセットプレイで、綿密に計算されたセットプレイの鍵となるのがガブリエウだ。昨シーズンはリーグ戦36試合で4ゴールをマークしたが、今シーズンはリーグ戦7試合ですでに2ゴールを記録している。攻撃面での脅威はサリバにない強みで、これもアーセナルに欠かせない武器になっていることは間違いない。

ホワイトは攻撃面を称賛したが、ガブリエウは守備でもトップクラスだ。ハーランドをも封じ込める対人の強さは相手のストライカーにとっては脅威であり、攻撃的なディフェンスを得意とするガブリエウとそのサポートに回るサリバのCBコンビは現世界最高とも言われている。

相棒サリバにばかり目がいきがちではあるが、守備の貢献だけではなく、アーセナルの得点源の1人にもなれるガブリエウはもっと称賛されていい選手の1人だろう。


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