ポルト時代の指揮官が語るミリトンの進化 「元々野獣のようなフィジカルを持っていたが……」

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1シーズンで劇的な進化

レアル・マドリードは2019年に、ポルトに所属していたブラジル代表CBのエデル・ミリトンを5000万ユーロで獲得した。その後、ミリトンはコパ・アメリカ、チャンピオンズリーグ優勝2回、ラ・リーガ優勝3回を経験し、現役CBで最高クラスの実績を誇っている。

サンパウロから700万ユーロで加入したポルト時代のミリトンについて、指揮官のコンセイソンは「戦術的な理解を身に付けていない選手だった」と当時を振り返った。『AS』が伝えている。

「技術的には非常に高く、元々野獣のようなフィジカルを持っていたが、ピッチの内外で何をすべきかを知らなかった」
トレーニングの際には修正を加えるために「常に具体的な指示をして、ビデオも見せていた」と語り、技術的に未熟なところから、自身の持つ高いポテンシャルと勤勉さを発揮して、ポルトで過ごした1シーズンで劇的な進化を遂げたという。

「週末にサンバを踊ったり、ピカーニャを食べたりしていたら、レアル・マドリードでプレイしていないだろう」

今季のレアル・マドリードはキリアン・ムバッペの加入により、攻撃陣の活躍に注目が集まっているが、ミリトン、アントニオ・リュディガー、ティボー・クルトワらの守備貢献はチームに計り知れない恩恵をもたらしていると言える。

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