コロンビアが再び世界の強豪へ リヴァプールでも躍動するルイス・ディアスが2026W杯へキーマンとなる

南米予選で躍動するコロンビア(ルイス・ディアスは中央) photo/Getty Images

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ルイス・ディアスは代表通算得点ランク6位に

前回の2022ワールドカップ・カタール大会は南米予選敗退に終わり、コロンビア代表のサイクルは1つの終わりを迎えたかに思われた。

しかし、昨年にネストル・ロレンソを指揮官に迎えたコロンビア代表は再び世界の強豪へと姿を変えている。フレッシュな若手も台頭しているが、ベテランMFハメス・ロドリゲスも輝きを取り戻し、2026ワールドカップ南米予選ではアルゼンチンに次ぐ2位につけている。

前線ではハメスの復活に話題が集中しがちだが、リヴァプールで調子を上げているFWルイス・ディアスの存在も見逃せない。ディアスはリヴァプールで充実の時間を過ごしており、それを代表にも持ち込んでいる。先月の南米予選・ペルー戦で1ゴール、さらに今月15日のチリ戦でも1ゴールを記録し、左ウイングのポジションをがっちりと掴んでいる。
コロンビアの『Futbol Red』もこれまでのディアスとは一味違うと絶賛する。

「コロンビア代表でのディアスのパフォーマンスは絶えず批判の対象となってきたが、現在ではキーマンの1人となっている。チリ戦でも76分間プレイして1ゴールを記録。その後ルイス・シニステラと交代したが、与えられるべき当然の休息と言える。今回のゴールでディアスの代表通算得点数は16ゴールとなり、カルロス・バッカに並んだ。ディアスを上回るのはフレディ・リンコン、ファウスティーノ・アスプリージャ、アルノルド・イグアラン、ハメス、ラダメル・ファルカオだけだ」

ディアスが代表デビューしたのは2018年9月のことで、まだワールドカップは経験していない。今季はリヴァプールでも開幕から7試合で5ゴールと好調を維持しているだけに、このペースのまま2年後のワールドカップへ突入できれば言うことなしだ。

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