マンUにとっては大きな勝ち点3に ブレントフォード戦の逆転勝利を復活のきっかけにできるか 「後半はチームが団結していることを示した」

マンUが貴重な勝ち点3を獲得 photo/Getty Images

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ガルナチョ、ホイルンドらが好パフォーマンス

プレミアリーグ第8節でブレントフォードと対戦したマンチェスター・ユナイテッドは、前半ATに先制を許すも、後半ガルナチョとホイルンドがゴールを決め、2-1の逆転勝利を飾った。

公式戦6試合ぶりの白星となったユナイテッド。最近はエリック・テン・ハーグ監督への風当たりも強く、チームとしても苦しい時間を過ごしていた。そんななか、迎えた今節、まだ改善点も多く見られる試合だったが、点を決めたガルナチョとホイルンドは前半から好パフォーマンスを発揮。さらに右サイドでこの試合はプレイしたラッシュフォードも見事なサイドチェンジを見せるなど、攻撃陣が調子を取り戻しつつあるように見えた。

試合後、テン・ハーグ監督は英『BBC』にて、「みんなにとって楽しい午後だった。後半はチームが団結していることを示した。私たちは決意を示し、2つの美しいゴールを決めた」と試合を振り返った。
また同監督は「このチームには、素晴らしいゴールを決める力がある」と語り、課題として挙げられている得点力不足について言及。さらに「今日、我々が決めた2つのゴールは質の高いもので、ゴールを決めて勝つと自信につながる。シーズンの初めは良いパフォーマンスを見せたが、得点が足りず、皆がネガティブになった」とも話している。

この試合は2ゴールを奪うことができたが、ユナイテッドはリーグ戦8試合を終えて、7ゴールしか奪えていない。前線のタレントを考えると物足りない印象であり、また順位を上げていく上で得点力のアップは欠かせない。そういう意味ではこの試合でガルナチョとホイルンドという攻撃を牽引する2人の若手にゴールが生まれたことは大きいだろう。

最後には「この結果は我々にとってプラスになるだろうが、これはたった1勝に過ぎず、我々はこれを基盤として積み重ねていかなければならない」と、気を引き締めたテン・ハーグ監督。代表ウィーク明け一発目の試合で、チームへのプレッシャーが高まるなかでの逆転勝利はユナイテッドにとって大きな意味を持つが、この勝利をきっかけに勢いをつけることはできるだろうか。


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