ユナイテッドOBがアントニーを「これまで見た中で最も下手なレフティーの1人」と痛烈批判 古巣アヤックスへの移籍を勧める

アントニーはマンUで定位置を確保できるのか photo/Getty Images

ここまでリーグ戦の出場は27分

元マンチェスター・ユナイテッドのポール・パーカー氏はエリック・テン・ハーグ監督率いるチームで居場所を失いつつあるFWアントニー(24)に古巣であるアヤックスへの移籍を勧め、同選手のプレイスタイルがプレミアリーグに適していないと、批判した。

2022年夏にアヤックスよりユナイテッドに加入したアントニー。8500万ポンドという高額な移籍金で加入したが、ここまではこの移籍金に見合うインパクトを残せているとは言えない。3年目を迎えた今シーズンはここまで公式戦4試合に出場し、1ゴールを決めているが、プレミアリーグでの出場は2試合でプレイ時間はわずか27分のみ。完全に序列を落としている。

ここ最近は批判の的にもなっているアントニーについて、ポール・パーカー氏はアヤックスに戻るのが最善の道だと『bonuscodebets』にて語った。

「ユナイテッドが彼を実質的に譲渡するような形でない限り、ニューカッスルやクリスタル・パレスが彼に興味を持つとは思えない。彼らはそこに価値を見出してくれるかもしれない。ただ、彼がドニー・ファン・デ・ベークのようになるのを見たくないだけだ」

「彼にとって一番良いのは故郷に戻る事だ。彼の故郷はアヤックスだ。そこで彼は多くの成功を収め、その名を轟かせた。私はニューカッスルを考えていないし、財政的にパレスは無理だ」

また同氏はアントニーのプレイスタイルではプレミアリーグで活躍することは厳しいと考えている。

「彼は十分ではないと思う。彼には肉体的な強さが欠けている。それは筋肉や体格の問題というよりも、存在感と内面から湧き出る強さの問題だが、彼はそのようなプレイをしていない。彼は、背が低く、肩が丸く、自分に自信を持っていないように見える」

「左利きの選手としては、私がこれまで見た中で最も下手なレフティーの1人だ。左利きの選手は普通、才能がある。彼らは本当に才能があるか、あるいは左足がロケットのように速い。彼は左足にまったく力強さがない。パワーに苦しんでいる。テクニックにも苦しんでいる。うまくいっていないし、彼にとって今、何かが実現するとは思えない」

クラブOBであるポール・パーカー氏に痛烈に批判されてしまったアントニー。ここから同氏の評価をひっくり返すような活躍を期待したいが、悩めるレフティーは活路を見出すことができるだろうか。


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