モドリッチ、投入直後の超絶アシストでチームを勝利に導く レアルの最年長出場記録を更新した10番にアンチェロッティも脱帽 「彼を指導し、彼と仕事ができたことは光栄」

ゴールを喜ぶモドリッチとヴィニシウス photo/Getty Images

2-1でセルタに勝利

ラ・リーガ第10節でセルタと対戦し、2-1の勝利を飾ったレアル・マドリード。この試合で大きな話題を呼んでいるのがクロアチア代表MFルカ・モドリッチだ。

1-1で迎えた63分、フェデリコ・バルベルデに代わってピッチに投入されたモドリッチ。この出場はモドリッチにとって39歳と40日の出場となり、故フレンツ・プスカシュ氏を2日上回り、クラブの最年長出場記録を更新することに。

13シーズン目を迎えたレアルの10番のメモリアルな試合となったが、交代の直後、モドリッチは早速魅せた。65分、ピッチ中央でモドリッチがボールを受けると、左サイドから中へ走り込んでくるヴィニシウスにスルーパス。コース、スピード共に完璧なスルーパスを受けたヴィニシウスが冷静に決め、レアルが勝ち越しに成功。交代直後にレジェンドが大仕事をやってのけたのだ。

自身のメモリアルな試合でチームを勝利に導く超絶アシストをモドリッチは見せたが、レアル指揮官カルロ・アンチェロッティも39歳の10番に称賛を惜しまなかった。

「モドリッチの見事なパスのおかげで勝利することができた。彼はそういう選手だ。そして、ルカは常に貢献してくれる。彼は先発のときも、ベンチから出るときも…いつも我々を助けてくれる。彼は試合の難しい局面で投入され、試合の流れを変えてくれた。彼を指導し、彼と仕事ができたことは光栄だ。彼が成し遂げたことはすべて、彼が素晴らしいプロフェッショナルであり、素晴らしい人間であるからこそだ」(スペイン『football espana』より)

チームには若い選手たちも増え、以前のように絶対的なスタメンではなくなったモドリッチ。今シーズンもここまで出場した公式戦13試合のうち、スタメンは5回となっているが、チームにおける重要度は変わらない。この試合のように難しい試合展開の中でも仕事ができるだけではなく、若手のロールモデルとしてもモドリッチのレアルにおける影響は大きいと言えるだろう。


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