セルティックを離れてサウジに向かったのは失敗だった? 1年で仏・レンヌへ向かったウイングが踏み出した一歩

アル・イテハドでは不完全燃焼に終わったジョタ photo/Getty Images

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アル・イテハドでは25試合のプレイで終了

スコットランドのセルティックを離れ、サウジアラビアのアル・イテハドと契約してから1年。ポルトガル人FWジョタが現在どこにいるか把握している人はどれだけいるだろうか。

セルティックでは古橋亨梧とも良い連携を築いていたウイングの選手で、セルティック在籍時から欧州5大リーグへ向かうのではないかとの話題もあった。しかし24歳だったジョタは、超積極補強で話題を集めるサウジアラビア行きを選択。アル・イテハドと契約を結んだのだが、昨季前半はアル・イテハドの外国人枠が埋まっていたこともあってまさかの出番を得られず。

結局ジョタはアル・イテハドで25試合をこなしただけで、今夏に仏リーグ・アンのレンヌに移籍することを決めた。サウジアラビア生活は1年で終わったことになり、ジョタにとっては無駄な動きとなってしまったかもしれない。
ただ、ジョタはアル・イテハドで貴重な友人を得た。先輩のフランス代表MFエンゴロ・カンテだ。仏『Foot Mercato』によると、ジョタはカンテからレンヌ行きに関してアドバイスをもらったと振り返っていて、フランス語のサポートなど色々と協力してくれたと明かす。

「エンゴロはサウジアラビアで本当に良くしてくれた。彼との友情をこれからも続けていきたいんだ。また会うのが待ち切れないね。エンゴロはレンヌが熱心なサポーターを抱える良いクラブだと教えてくれた。彼のアドバイスはありがたいものだったよ。彼とはフランス語でもコミュニケーションを取っていたし、フランス語の学習をサポートしてくれた」

20日に行われたリーグ・アン第8節のブレスト戦では途中出場から移籍後初ゴールを記録。やや遠回りにはなったが、5大リーグで一歩を踏み出すことができた。世代別ポルトガル代表でも戦ってきた実力者だけに、本来は欧州トップリーグでプレイすべき選手だ。

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