PSGはハキミと契約延長間近 ムバッペに続く主力のフリー移籍は絶対阻止の方針

パリ・サンジェルマンのアクラフ・ハキミ photo/Getty Images

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世界屈指の右SB

パリ・サンジェルマンがモロッコ代表DFアクラフ・ハキミと契約延長で合意に達しつつあるようだ。

1998年11月生まれで現在25歳のハキミは、レアル・マドリード、インテル・ミラノを経て2021年7月にパリ・サンジェルマンに加入。積極的な攻撃参加が持ち味で、パリのルイス・エンリケ監督も「オフェンスの局面での彼は唯一無二の存在であり、彼のようにプレイすることができる右サイドバックは世界でもそれほど多くない」と称賛を惜しまない世界屈指のサイドバックである。

ハキミをめぐっては、同選手の古巣であるレアルへの復帰の可能性が以前から取り沙汰されていて、スペイン紙『Mundo Deportivo』が2週間ほど前に報じたところによるとハキミ自身もレアルに戻ることを希望していたようだ。
しかし、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏はSNS『X』でパリとハキミが2026年6月末までとなっている現行契約の延長で合意間近に迫っていると投稿。給与や契約期間など、細部を詰める作業を残すのみとなっているという。

パリがハキミとの契約延長を急ぐ背景には今夏のムバッペの退団が影響しているとドイツ紙『Sport Bild』は分析している。ムバッペに対してもパリは再三にわたって契約延長のオファーを提示したが、同選手はこれらを全て拒否し、契約満了により移籍金の発生しないフリー移籍で今夏レアルに加入した。これと同じ轍を踏まないために、パリは契約満了まで2年近くあるにも関わらずハキミとの契約延長を早期に実現したいと考えているようだ。

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