今のアーセナルは“巨人化”しすぎ? 189cmのメリーノでも驚くサイズ感「ソシエダでは多くの選手は僕より小さかった」

アーセナルに加入したメリーノ photo/Getty Images

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バスケのチームのようとジョークも

ミケル・アルテタが指揮官に就任して以降、アーセナルではハードに戦える選手が増えている。サイズの大きい選手が増え、最終ラインもセンターバックとサイドバックを兼務できる大型の選手が好まれている。

そのサイズ感に驚いたと語るのは、今夏にレアル・ソシエダから加入したMFミケル・メリーノだ。

メリーノも189cmと大型のセントラルMFで、本来このサイズの選手は目立つものだ。しかし、メリーノは今のアーセナルでは特別目立つサイズでもないと冗談交じりに語っている。
「時々ビックリするね。クラブハウスの廊下や練習場を歩いている時、ソシエダでは僕が最も背の高い選手の一人だったんだ。多くの選手は僕より小さかった。それが今は周りを見渡せば、みんな僕より背が高いんだよ。まるでバスケットボールのチームのようだよ。フットボールは変化していて、今ではフィジカルもカギになる。大きなことを成し遂げるにはフィジカル面、技術面、戦術面の全てが必要で、総合的なチームにならないといけないんだ」(英『Daily Mail』より)。

アーセナルでは、セットプレイも武器になっている。それもアーセナルの『大型化』があればこそで、メリーノも地上と空中の両方でファイトが期待できる。パワーだけで成功を収められるわけではないが、今のアーセナルが簡単には崩せないファイター集団として高いレベルにあることは確かだ。

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