わずか半年でイプスウィッチ退団の可能性浮上 “8戦4発”の元シティFWにトッテナムらプレミアトップクラブが注目

イプスウィッチで覚醒中のデラップ photo/Getty Images

1月に争奪戦の可能性も

イプスウィッチでプレイするFWリアム・デラップ(21)はわずか半年で退団してしまう可能性があるようだ。

マンチェスター・シティのアカデミー育ちのデラップは2020年のカラバオカップでトップチームデビューを飾るも、定着することはできず、トップチームでの出場は6試合に留まっている。22-23シーズンはストーク・シティ、プレストン・ノースエンドへレンタル移籍をし、昨シーズンはハル・シティへ武者修行へ行っていた。

そんな同選手は今夏、昇格組であるイプスウィッチに完全移籍。活躍の場を移したストライカーはここまでプレミアリーグ8試合で4ゴールをマークしており、プレミアの舞台で躍動している。

英『CAUGHTOFFSIDE』によると、ここまで好調のデラップにはニューカッスル、アストン・ヴィラ、アーセナル、そして古巣のシティが関心を示しているようだが、現在獲得レースをリードしているのはトッテナムで、1月の移籍市場で同選手の獲得に動く可能性があるという。

イプスウィッチは成長続ける若きストライカーへの冬のオファーを検討する準備ができているようだが、4000万ユーロ(約66億円)前後の移籍金を要求する姿勢だという。

トッテナムは今夏ストライカーとしてドミニク・ソランケを獲得したが、同選手はここまでリーグ戦では6試合で2ゴール1アシストと、まだ本調子ではない。また現在怪我で離脱している同ポジションのリシャルリソンは回復に向かっているようだが、トッテナムは売却を検討しているという報道もあるため、同選手の去就次第ではストライカーの獲得に動く可能性は十分に考えられる。

イプスウィッチで躍動するデラップには多くのビッグクラブが目を光らせているようだが、冬の移籍市場で争奪戦になるかもしれない。


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