トッテナムはヴェルナーの買い取りOPを行使するべきなのか 指揮官は擁護するもパフォーマンスは低調なまま

トッテナムのティモ・ヴェルナー photo/Getty Images

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レンタル期間は今季終了まで

トッテナムの元ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの去就に注目が集まっている。

今年1月、ヴェルナーはライプツィヒから期限付き移籍でトッテナムに加入。当初レンタル期間は昨季終了までとなっていたが、両クラブによる協議の末レンタル期間が延長され、今季もトッテナムの一員としてプレイしている。

しかし、今季のヴェルナーはここまでプレミアリーグでの先発出場は3試合のみで、得点数もゼロ。トッテナムのアンジ・ポステコグルー監督は現地メディアからヴェルナーについて尋ねられた際に、「彼がゴールを決めることは勿論我々にとって助けになる。しかし、無得点ということは彼が良い選手ではないという意味ではない。彼はむしろファンタスティックな選手だ。彼の全てが過小評価されていることに私は怒りを感じている」と同選手を擁護したが、周囲が納得するような結果をヴェルナーが出していないことは確かだ。
ドイツ紙『Sport Bild』によると、ヴェルナーについてライプツィヒとトッテナムが交わした契約の中には買い取りオプションが含まれているという。買い取り金額は約1200万ユーロ(約20億円)で、トッテナムはこの権利を行使するかどうかを来年春頃までにライプツィヒに伝えなければならないようだ。

かつてチェルシーで過ごした2シーズン(2020-21、2021-22)では公式戦89試合に出場したが絶対的なレギュラーの地位は得られなかったヴェルナーにとって、トッテナム加入は自身二度目となるプレミアリーグへの挑戦だった。しかし、現状のままでは来季以降もトッテナムに残れるかどうか定かではなく、再び失意のうちにイングランドを去る可能性も十分にある。

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