A・アーノルドを引き止めるチャンスは「ない」 彼は去ったようなものと元スパーズ指揮官

リヴァプールのA・アーノルド Photo/Getty Images

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レアルからの誘いは断れないか

アルネ・スロット新体制でのスタートダッシュに成功し、現在リーグ首位のリヴァプールだが、潜在的な問題を抱えている。FWモハメド・サラー、DFフィルジル・ファン・ダイク、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの中心選手3名が未だにクラブとの契約を更新せず、今季いっぱいで契約が切れてしまうことだ。

なかでもA・アーノルドは、同選手を狙っているとされるレアル・マドリードが右サイドバックの不足に悩まされており、レギュラー格のダニ・カルバハルが負傷から戻ったとしても32歳と選手としては高齢であることから、移籍の可能性が高いとみられている。

元トッテナム指揮官ティム・シャーウッド氏も、リヴァプールがA・アーノルドを引き止めるのは難しいと考えているようだ。英『METRO』がコメントを伝えた。
「彼らは、ただチャンピオンズリーグの出場権を争うためだけにそこにいるわけではない。彼らはみな、何かを勝ち取りたいと思っているんだ」

「トレントに関しては、彼はもう去ってしまったようなものだ。レアル・マドリードが誘いに来たら……。彼はサッカークラブですべてを勝ち取り、素晴らしい働きをしてくれたが、いま彼ら(リヴァプール)が彼を引き止める可能性はないと思う」

サラーとファン・ダイクに関しては、リヴァプールよりも良いところに行けるかどうかがわからないため、話はまったく違うと語ったシャーウッド氏。A・アーノルドは、代表のチームメイトであり親友でもあるジュード・ベリンガムとともに戦うことを熱望しているとも言われており、やはり移籍の可能性は高いようだ。

1月までに契約延長を果たせなければ、リヴァプールは3選手にフリーで他クラブと交渉させる権利を与えてしまう。現在交渉が進んでいるはずだが、どのような決着をみせるか。

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