バルセロナに4失点大敗のバイエルン キミッヒ「負けたことは順当な結果」

バルセロナ戦後のバイエルンの選手達 photo/Getty Images

手薄になった背後を狙われ4失点

23日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節でバルセロナと敵地で対戦し、1-4で敗れた。

バイエルンは試合開始早々の1分にバルセロナのハフィーニャに背後へ抜け出されて失点。その後18分にハリー・ケインのゴールで一度は追いついたものの、相手ボール時にハイプレスを仕掛けることで生まれるディフェンスラインとゴールキーパーの間の広いスペースをバルセロナに再三狙われ、前半のうちにさらに2失点、後半に入って56分にもハフィーニャにハットトリックとなるゴールを決められて1-4で大敗を喫した。

試合後、バイエルンのヨシュア・キミッヒは現地メディアの取材に応じ、悔しさを滲ませつつも完敗を認めた。

「ボールを保持している時に良いプレイができていないとピッチ上で感じていた。あまりにも多くのミスをしてしまったし、そのことは結果にも表れている。カウンターから2失点して、その後にとても痛い失点で1-4になった。試合展開は1-4の試合ではなかったと思うけど、負けたことは順当な結果」(ドイツ紙『Bild』より)

「相手の背後をつくこと、サイドチェンジを多く使うことが僕らのプランで、前半は上手く行っていたけど、後半になってからはあまり有効ではなかった。1-1に追いついた後は試合をコントロールできていたが、僕らは我慢強さを失ってプレイが不正確になった。相手の背後へのパスを何度も狙い、それによって少し推進力とコントロールを失ってしまった」

前節アストン・ヴィラ戦に続いてバルセロナにも敗れたことで、バイエルンはリーグフェーズでの順位を23位まで落としてしまい、決勝トーナメントにストレートインとなる8位以内の確保は微妙な状況となった。

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