グリーリッシュは1週間程度、ドクはそれ以上の離脱へ シティの左WGが同時に離脱。救世主はハーランド級に速い男

スパルタ・プラハ戦でゴールを決め、雄叫びを上げるヌネス photo/Getty Images

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スパルタ・プラハを圧倒したシティ

CLリーグフェーズ第3節マンチェスター・シティ対スパルタ・プラハの一戦が行われ、プレミアリーグ王者が5-0でチェコリーグ王者を下した。

シティはロドリ、ケビン・デ・ブライネ、オスカー・ボブ、カイル・ウォーカー、ジャック・グリーリッシュ、ジェレミー・ドクの6人がベンチ外に。左サイドのドリブラー2人が新たに怪我人リストに入り、『Manchester Evening News』はグリーリッシュが7から10日間ほど離脱し、ドクはそれより長くチームを離れることになるだろうと報じている。

そこでペップ・グアルディオラ監督が左ウイングに選んだのがMFマテウス・ヌネスだ。本来は中央の選手だが、この試合では左サイドを任されており、88分にPKからゴールを奪っている。
データサイト『SofaScore』の採点で、ヌネスは10点中10点満点の最高評価を得ており、同サイトが選ぶマンオブザマッチに選出されている。残したスタッツは素晴らしく、地上戦では12回中8度のデュエルを制し、ドリブルは4/4、成功率100%を記録した。

試合後の会見でペップはゴールを決めたヌネスに言及している(『マンチェスター・シティ公式サイト』より)。

「彼がゴールを決めた時、チームメイトがどれほど喜んでいるかわかるだろう。彼はとても愛されている。素敵な男だ」

「彼には特別なクオリティがある。トランジションではアーリング(・ハーランド)と同じぐらい速い。彼が30~40m走れば、誰も止めることはできない」

「彼は私たちにない特別なクオリティを持っている。だから、彼はいろんな役割をこなすことができる。唯一の問題は、監督が彼にふさわしい出場時間を与えていないこと。彼はいつでも準備ができているし、私たちを助けてくれる」

ペップはヌネスを高く評価しており、グリーリッシュ、ドク不在となるこれからの1か月はヌネスの左ウイング起用が予想される。以前はフィル・フォーデンがこのポジションを任されていたが、彼は中央で生きる選手であり、実際にスパルタ戦ではインサイドハーフで起用されている。

2023年の夏にウルブズから加入するも、ここまでパッとしないヌネスだが、左ウイングでその存在感を示すことができるのだろうか。

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