B・シウバは過小評価されている!? デ・ブライネ、ロドリ不在のペップ・シティを支えるは世界最高峰の万能MF

マンCでプレイするB・シウバ photo/Getty Images

リーグ戦8試合で3アシスト

プレミアリーグ8試合を終えて、6勝2分で2位につけるマンチェスター・シティ。新フォーマットになったCLでもここまでは2勝1分で3位につけており、守備面での不安もあるが、今シーズンも強さを見せている。

そんななか、英『The Athletic』は「今シーズン、欧州の4つのトップリーグで最も過小評価されている選手は誰だろうか?」というタイトルで、各リーグのもっと称賛されるべき選手を数人紹介しているが、その中にシティの選手がいる。ベルナルド・シウバだ。

2017年夏にモナコからシティにやってきたシウバ。ペップ・グアルディオラ率いるチームでクラブの黄金期を築くのに貢献した選手の1人だが、もっと評価されるべき選手の1人か。シウバは今シーズンここまでリーグ戦8試合で3アシストと多いわけではないが、スタートダッシュに出遅れたフォーデンや今シーズンも怪我に悩まされるデ・ブライネに代わって、攻撃を牽引している。

またシウバの貢献は攻撃面だけではない。プレミアリーグ第5節でロドリが今季絶望の大怪我を負った。試合をコントロールできるチームの心臓を失ったペップ・シティだが、シウバはこの役割も現在担っている。コバチッチがロドリのポジションに入ってはいるものの、ゲームを落ち着かせたり、ペースをコントロールするのはシウバだ。

右サイドや攻撃的MFのポジションでチャンスメイクができるだけではなく、試合のペースを握ることもできる万能MFはペップからも厚い信頼を受けている。ハーランドやフォーデン、そしてデ・ブライネのようにド派手なシュートやパスを見せるわけではないが、抜群のテクニックとサッカーIQでチームを牽引するシウバ。誰よりも汗をかくハードワークや怪我が少ないタフさも称賛されるべきだろう。

チームに欠かせないロドリがいない今、チームの心臓を担うは多岐に渡る仕事をトップクラスのクオリティでこなせるシウバで間違いないだろう。


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