バルセロナ相手に4失点のマヌエル・ノイアーは衰えたのか 識者「もう昔の彼ではない」

バイエルンのマヌエル・ノイアー photo/Getty Images

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ベテラン守護神も批判の的に

23日(現地時間)に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節でバイエルン・ミュンヘンはバルセロナと対戦し、1-4で敗れた。

相手ボール時にハイプレスを仕掛けることで生まれるディフェンスライン後方のスペースを狙われて失点を重ねたことから、ヴァンサン・コンパニ監督が今季から採用している戦術には厳しい目が向けられている。

また、指揮官だけでなく選手達もドイツメディアの厳しい批判に晒されている。とりわけ守護神として長年バイエルンを支えてきたGKマヌエル・ノイアーに対しては、38歳という年齢からくる衰えがバルセロナ戦で露呈したとの指摘もある。
元ドイツ代表で現在は解説者を務めるローター・マテウス氏も、ノイアーが往年の輝きを失っていると考えているようだ。同氏はドイツ紙『Bild』の取材に応じ、ノイアーについて以下のように語った。

「私は、普段はマヌエルのことを批判することはない。しかし今の彼は、これまでのようにチームを支えてくれるような存在ではない。マヌエル・ノイアーはもう昔の彼ではないんだ。彼はもう止められなさそうなボールをセーブすることができない。プレイスタイルが変わってしまった」

「かつての彼はあらゆる状況を予測し、360度を見渡せる視野があってビルドアップの際にはパス回しにも関わっていた。しかし、今のところ彼は守備に安定感をもたらしてくれる選手ではない」

絶体絶命のピンチを驚異的なセービングで防ぎ、バイエルンとドイツ代表をこれまで何度も救ってきたノイアーの姿を見慣れているマテウス氏からすれば、同選手がバルセロナ戦で失点を重ねるのは信じがたい光景だったのかもしれない。

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