先発11人中6人 天敵バイエルン勝利にも貢献、再び増えてきたバルサのカンテラ組

ヤマルらカンテラ組の活躍が再び目立つようになったバルサ Photo/Getty Images

続きを見る

ベンチ組含め22人中12人がカンテラ出身

UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズは現地時間23日に第3節が行われ、バルセロナはホームでバイエルンと対戦し、4−1で勝利を収めた。

苦手とするバイエルン相手に2014-15シーズン以来の勝利を収めたバルセロナ。FWハフィーニャのハットトリックもあり、さまざまな選手が躍動した中で、カンテラ組の選手の存在も大きかったと言えよう。スペイン紙『MUNDODEPORTIVO』は、この試合の先発11人のうち6人がカンテラ出身だったと報道。今回先発したカンテラ組の6人、GKイニャキ・ペーニャ、DFパウ・クバルシ、DFアレハンドロ・バルデ、MFマルク・カサド、MFフェルミン・ロペス、FWラミン・ヤマルを評価。また、途中出場したMFダニ・オルモ、MFガビ、FWアンス・ファティも含め、ピッチには計9人のカンテラ出身の選手がプレイしたことに触れた。

今回のベンチメンバーを含め、カンテラ組の選手は22人中12人。上記の9人の他に、GKディエゴ・コチェン、 DFエクトル・フォルト、DFセルジ・ドミンゲスの3人。またバルサ・アトレティック(バルセロナB)からの加入組である、DFジェラール・マルティン、MFパウ・ビクトル、FWパブロ・トーレの3人を含めれば、計15人ものバルセロナの下部組織出身選手らが今回のバイエルンのメンバーに選ばれた。ちなみにバルサは前回のセビージャ戦でも先発イレブンに6人のカンテラ出身選手を起用。途中出場でガビ、フェルミンの2人と、バルサ・アトレティックから加入したジェラール・マルティン、パウ・ビクトル、パブロ・トーレの3人が出場し、計11人のバルサ下部組織組がプレイした。
前監督のシャビ、そして現フリック監督になって以降、バルセロナの下部組織選手を積極的に選出するようになったバルセロナ。選手も全体的に若く、今後が楽しみなチームである。今回、そんな勢いの良い若手の活躍もあって勝利したバルセロナは、26日にラ・リーガで宿敵レアル・マドリードと対戦する。



記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.298 CL&EL新時代

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ