チェルシーの“精神的支柱”へ 主将リース・ジェイムズに求められるキャプテンシー 「他の選手より貢献しなければらない」

チェルシーのキャプテン、R・ジェイムズ photo/Getty Images

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昨シーズンよりキャプテンに就任

今シーズンよりチェルシーの指揮官に就任したエンツォ・マレスカ監督はチームのキャプテンであるDFリース・ジェイムズにもっとリーダーシップを発揮して欲しいと考えているようだ。英『BBC』が報じている。

昨シーズン、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下でキャプテンに就任したジェイムズ。チェルシーのアカデミー出身の同選手は大役を任されたが、怪我に苦しみ、昨シーズンは公式戦11試合の出場に留まった。今シーズンの序盤も負傷により出遅れたが、プレミアリーグ第8節のリヴァプール戦で復帰。今シーズンこそ、怪我なく1年を通してプレイすることが求められている。そんなジェイムズについて、マレスカ監督はキャプテンとしてチームの絶対的リーダーになることを期待している。

「彼と話したが、ロッカールームでのリーダーシップに関してはもっと期待している。彼はまだ成長中だが、うまくやっており、進歩している。でも私はもっと期待している。多くの場合、選手は『私はキャプテンだから、あなた(監督)は私により多くを与えることを期待している』と思う。しかし私にとっては、あなたはキャプテンなのだから、もっと尽くさなければならない。他の選手より貢献しなければらない」
「私はリースにそれを期待しているし、 チームメイトも彼がリーダーシップにおいて常にさらに上を目指すことを期待している。彼は私たちがもっと期待していることを理解している。彼はアカデミー出身の選手だ。それが理由のひとつでもあるので、もっと個性を発揮してほしい」

「彼は控えめな人物だ。しかし、きちんとしたリーダーがいないのであれば、リーダーを育てなければならない。私たちには適切なリーダーがいないと思う。リーダーを育てなければならない。リースはまだ成長中だが、まだ十分ではない。努力する必要がある」

リーダーシップの部分についてジェイムズと話し合いを行ったことを明かした。同監督はアダラビオヨ、コルウィルといった名前もリーダーシップを持つ選手として挙げたが、腕章を巻くジェイムズにかかる期待は大きいだろう。

近年の補強戦力により、若手選手の多いチェルシーだが、生え抜きのジェイムズはクラブの精神的支柱へと成長を遂げることはできるか。


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