9試合で7ゴール。ハーランドに迫るクリス・ウッド 「我々は職を失うことになる」近年の偽9番流行について言及

レスター戦で2ゴールのウッド photo/Getty Images

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レスター戦で2ゴールを挙げた

プレミアリーグ第9節レスター対ノッティンガム・フォレストの一戦が行われ、1-3でアウェイチームが勝利を収めた。ホームのレスターはチームのエースであるジェイミー・ヴァーディのゴールで前半のうちに追い付いたものの、後半にフォレストの得点源であるクリス・ウッドが2ゴールを挙げ、前節クリスタル・パレス戦に続いて勝ち点3を掴んだ。

2009年にWBAに加入して以降、イングランドの多くのクラブを渡り歩いているニュージーランド出身、191cmの長身を誇るウッド。フォレストには2023年1月に加わり、今季は開幕からの9試合で7ゴールと、すでに昨季の14ゴールの半分を開幕からの3か月で挙げている。

そんなウッドはレスター戦後に『Sky Sports』のインタビューにて、自身のスタイルである「大型センターフォワード」の役割について質問され、近年流行を見せていた偽9番について言及している
「我々はその力を取り戻したい。そうしないと我々は職を失うことになる。しばらくの間は、スピードのある小柄なセンターフォワードが起用されていたが、ありがたいことにアーリング(・ハーランド)がそれを取り戻してくれた」

過去にローマでフランチェスコ・トッティが、バルセロナでリオネル・メッシがセンターフォワードに配置され、猛威を振るった偽9番。近年ではリヴァプールでロベルト・フィルミーノが、マンチェスター・シティではフィル・フォーデンをはじめとする多くの選手が最前線で起用されている。そういった背景もあり、センターフォワードは従来の大柄なストライカーだけが起用されるポジションではなくなっていったが、シティがハーランドを獲得したり、アーセナルが従来の9番獲得を目指しているように、その流行りは終わりを迎え、現在は再び本来のセンターフォワードが注目を集めている。


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