サカは8位、オーフェルマルスは3位 アーセナル史上最高のウインガーは?

サイドをぶっちぎる超速ドリブルでファンを沸かせたオーフェルマルス Photo/Getty Images

英メディアが選定

現在プレミアリーグ3位のアーセナル。アーセン・ヴェンゲル氏が率いるようになってからはリーグでもひときわ攻撃的なチームとして名を馳せるようになったが、そんなチームでいつもスポットライトを浴びるのはエネルギーとクイックネスにあふれたウインガーたちだ。

英『GIVEMESPORT』は、アーセナル史上最高のウインガーたち9名をランキングしている。

9位:セオ・ウォルコット(2006-2018)
8位:ブカヨ・サカ(2018-現在)
7位:シルヴァン・ヴィルトール(2000-2004)
6位:ジョン・ラドフォード(1964-1976)
5位:ジョー・ハルム(1926-1938)
4位:フレデリック・ユングベリ(1998-2007)
3位:マルク・オーフェルマルス(1997-2000)
2位:ジョージ・アームストロング(1961-1977)
1位:ロベール・ピレス(2000-2006)

1位はロベール・ピレスとなった。伝説的な無敗優勝を遂げたインビンシブルズの中心人物の1人でもあったピレスは、284試合に出場して84ゴール、62アシストを記録しており、01-02シーズンの年間最優秀選手にも選ばれている。左サイドでスピードあふれるドリブルを見せたピレスはラストパスの精度にも優れており、絶対的なチャンスメイカー、そして得点源として長きにわたり君臨した。

2位のジョージ・アームストロングは代表にも選出されることがなく地味な存在と思われがちだが、16年間で621試合に出場し、これはアーセナル史上3番目に多い記録だ。疲れ知らずの豊富な運動量で多大な貢献を果たした選手で、もっとも献身的にアーセナルに尽くしたウインガーと言っていいかもしれない。

驚くべきスピードでスタンドを沸かせたオーフェルマルスは3位に入っている。在籍はわずか3年と短いものだったが、そのインパクトは絶大で、141試合40ゴール33アシストを記録している。

5位のハルムは第二次大戦以前に活躍した選手だが、125ゴールを決めており、アーセナルの歴代得点ランク9位に位置しているという。それよりも多いのは6位のラドフォードで、歴代4位の149ゴールを記録。これはクリフ・バスティン、イアン・ライト、ティエリ・アンリに次ぐ数字だという。ちなみにアンリはウインガーもこなせる選手だが、今回ランキングに含まれていない。理由はヴェンゲルによって、ウインガーからストライカーへ変貌した選手だと見なされているためだ。

現在チームに在籍するサカもランクインしているが、錚々たるレジェンドの記録を超えることはできるだろうか。まだまだ伸びしろにあふれたサカのこと、きっと彼もレジェンドとして名を残すときがやってくるに違いない。



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