恩師ジェラードからのアドバイス MFカーティス・ジョーンズがリヴァプールで定位置を確保するために必要なこととは

ジェラードも期待を寄せるカーティス・ジョーンズ photo/Getty Images

チェルシー戦では素晴らしい活躍

リヴァプールのレジェンドであるスティーブン・ジェラードが『The Redmen TV』にてMFカーティス・ジョーンズにアドバイスを送ったようだ。英『TBR Football』が報じている。

プレミアリーグ第8節のチェルシー戦(2-1)で決勝点を奪うなど圧巻のパフォーマンスを見せたジョーンズ。今シーズンは公式戦8試合に出場し、1ゴール1アシストという結果を残しているが、まだ絶対的レギュラーという立ち位置ではない。同ポジションにはアレクシス・マクアリスター、ドミニク・ショボスライ、ライアン・グラフェンベルフといったタレントがおり、定位置を確保することは簡単ではない。

しかし、ジョーンズがアカデミーにいた時に短い期間ではあるが、指導経験のあるジェラードは長年ジョーンズの大ファンだったことを明かし、定位置を確保するためのアドバイスを送った。

「そうだね、私は長い間カーティスの大ファンだった。幸運にも、彼がアカデミーで若い選手だった頃に、コーチとして彼を指導し、いくつかのことを手助けする機会があった。しかし、今こそカーティスの時代が来るべきだと私は思うね」

「年齢的にはこれから全盛期を迎えると思う。彼はミッドフィルダーとして非常に優れた能力を持っている。彼は常に非常に健康でたくましかった。だから、今の私にとって重要なのは、カーティスが毎週、安定したレベルを見つけ、ピッチの真ん中でそのシャツを本当に自分のものにしようとしていることだ。なぜなら、彼は間違いなく才能と能力を持っているからだ」

「今はメンタル面についてだ。チェルシー戦でのパフォーマンスを楽しんだが、一旦休憩してリセットし、次の試合に臨む。リヴァプールのチームに留まり、本当に一貫して高いレベルでパフォーマンスするには、数日ごとに自分自身をリセットすることが重要だ」

「そのレベルでプレイし続けなければ、そのシャツを維持することはできない。チェルシー戦でのパフォーマンスは、リヴァプールのシャツにふさわしいものだったと思う。本当にハイレベルなパフォーマンスだった。ペナルティエリアに走り込むのが彼の強みだ。彼はもっともっとゴールを決めることができる。彼は創造的だ」

「彼はあらゆる強みを持っている。だから、中盤のポジションを本当に自分のものにするために、彼が本当にそのレベルの安定性を手に入れることを願っている。彼にはその力があるとわかっているからね」

チェルシー戦でのパフォーマンスを毎試合発揮するためには、試合ごとに精神面をリセットさせることが大事で、メンタル面での成長がジョーンズを次のレベルへ引き上げると語ったジェラード。

ジョーンズは過去に「彼は、私が何をすべきかを本当に教えてくれた主なコーチだった」とジェラードへの感謝の言葉を残していたが、クラブのレジェンドからのアドバイスを受け、23歳の生え抜きMFはどのような選手へと成長を遂げるのか。


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