去就が注目されていた元イタリア代表FWバロテッリはジェノアへのフリー移籍が決定的に 減給受け入れ母国復帰を決断

現在フリーのバロテッリ photo/Getty images

現在はフリー

元イタリア代表の悪童は新天地が決定したようだ。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、現在無所属となっている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリはセリエAのジェノアへの移籍が決定的となっているようだ。

現在34歳のバロテッリは母国のルメッツァーネやインテルで下部組織時代を過ごすと、これまでにマンチェスター・シティやリヴァプール、ACミランにマルセイユといった国内外の名門クラブを渡り歩くことに。イタリア代表としても36試合に出場し、14ゴールを挙げるなど、悪童ストライカーとして名を馳せてきた同選手だが、30歳となった2021年7月にトルコのアダナ・デミルスポルへ移籍。監督との対立で一度はアダナ・デミルスポルを退団するも、復帰した23-24シーズンは7ゴール1アシストと結果を残していた。

そんなバロテッリだが、23-24シーズンをもってアダナ・デミルスポルを退団。新天地が決まっていない中、当初はブラジルのコリンチャンスへのフリー移籍が噂されていたが、ここにきて母国への電撃復帰の可能性が浮上。同氏によると、バロテッリはジェノアを指揮するアルベルト・ジラルディーノ監督と幾度も話し合いを重ねたこともあり、ジェノアへの移籍のみを希望していたとのこと。約20日間ジェノアからの連絡を待ち続け、最終的には減給を受け入れた上で、フリーエージェントとして加入する予定のようだ。

欧州でのプレイを希望していたこともあり、なかなか新天地が決まらなかったバロテッリ。しかしここにきての母国リーグ復帰は選手自身にとって待ち遠しい挑戦になるだろう。

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