クドゥスは“恩師”がいるリヴァプールへの移籍を希望? 今夏大型補強を決行するも苦戦の続くウェストハムに不満と現地報道

ウェストハムに欠かせない存在であるクドゥス photo/Getty Images

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ハイティンハの存在が大きく関係か

ウェストハムでプレイするガーナ代表FWモハメド・クドゥス(24)はリヴァプールへの移籍を希望していると、現地メディア『Anfield Watch』が報じている。

昨夏にウェストハムに加入したクドゥスは爆発力溢れるスピードを活かしたドリブルが最大の武器で、昨シーズンはリーグ戦33試合で8ゴール6アシストを記録。インパクトを残した同選手はビッグクラブからも関心が寄せられるようになった。

今シーズンもここまで公式戦10試合で2ゴール1アシストをマークしているクドゥスだが、クラブの現状に不満を募らせているようだ。フレン・ロペテギが新監督に就任したウェストハムは今夏1億ユーロを超える大型補強を行うも、ここまでは3勝2分4敗で13位に沈んでいる。この状況にクドゥスは納得いっていないようで、代理人にリヴァプールと接触し、自分への関心が今あるのかどうかを調査するよう頼んだという。
リヴァプールはクドゥスに興味を示すクラブの1つとして以前、報じられており、現行契約ではシーズン終了後に契約満了を迎えるモハメド・サラーの後継者候補になっているとも考えられていた。

クドゥスの獲得には他のクラブも興味を示すことが予想されるが、同メディアはリヴァプールに有利に働く可能性があると主張。その理由として今夏にアシスタントコーチとして就任したジョン・ハイティンハ氏の存在を挙げている。同氏はアヤックスとウェストハムでクドゥスを指導している。クドゥスは「アヤックスで私が指導を受けた中で最高のコーチだ」とハイティンハ氏を高く評価しており、恩師のいるリヴァプールへの移籍を熱望していてもおかしくない。

サラーまたはルイス・ディアスが退団した場合の候補としてクドゥスはアルネ・スロット監督のリストに載っているようだが、移籍金が高額になることは間違いない。契約延長も噂されるサラーの去就も大きく関係するだろうが、クドゥスは近い将来移籍を果たすのか。


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