勝敗を分けたのは“戦う姿勢” クリスタル・パレスに敗戦のトッテナム守護神が振り返る 「パレスは何かを勝ち取るために戦うという強い意志を示していた」

トッテナムの守護神ヴィカーリオ photo/Getty Images

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ソン・フンミン不在についてもコメント

プレミアリーグ第9節でクリスタル・パレスと対戦し、0-1で敗戦を喫したトッテナム。31分に自陣ゴール付近でのビルドアップを狙われ、最後はFWジャン・フィリップ・マテタにゴールを許し、これが決勝点となった。

そんなこの試合でゴールマウスを守ったトッテナムの守護神GKグリエルモ・ヴィカーリオは試合後、チームの戦う姿勢の欠如がこの試合の勝敗を分けるきっかけになったと語った。

「彼らは戦うが、今日の我々にはそれが欠けていたと思う。我々は戦わなければならないので残念だ。私たちは良いサッカーをしているが、戦う意欲が足りない時があるのかもしれない。 彼ら(クリスタル・パレス)は、何かを勝ち取るために戦うという強い意志を示していた」
「我々は少しエネルギーが足りず、彼らより優れていなかった。これは個人的に受け止めなければならないし、我々にとって大きな痛手だ。サッカーは再びチャンスを与えてくれるので、我々はカップ戦(水曜日のマンチェスター・シティ戦)に向けて準備を整えなければならない」(英『Daily Mail』より)

ミッドウィークにはELリーグフェーズ第3節AZ戦を戦っており、これによる疲労のためかこの試合ではエネルギッシュさに欠けていたと語ったヴィカーリオ。さらに「ソンがいない試合でも勝てるようにならなければならない。サッカーではなく、姿勢や闘志が欠けていた」と、この試合も欠場となったキャプテンのソン・フンミン不在の中での改善点を述べた。

ここまでプレミアリーグ9試合を終えて、4勝1分4敗で8位に沈んでいるトッテナム。アンジェ・ポステコグルー監督2年目となる今シーズンは注目のチームの1つとされていたが、ここまでは苦戦している。ダイナミックなサッカーで素晴らしいパフォーマンスを見せる試合もあるが、一貫性という部分が課題となっている。

トッテナムはここからカラバオカップのシティ戦と、プレミアリーグ第10節アストン・ヴィラ戦と強豪との連戦が待っている。いずれも厳しい戦いになることは間違いないが、ここを連勝で切り抜けることができれば、再び勢いに乗る可能性もある。ソンの状態が気になるところではあるが、ポステコグルー・トッテナムはこれを乗り越えられるか。


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