カイセドの本領発揮か 1試合平均のタックル、インターセプトの回数がカンテの記録に匹敵

守備から攻撃につなげる要となるカイセド photo/Getty Images

今シーズンのプレミアでトップの数字

モイセス・カイセドの真価がようやく発揮され始めている。

昨シーズン、チェルシーは約1億ポンドの大金を投じてブライトンからカイセドを獲得したが、チーム全体の不調が影響してか、移籍金に見合うほどの目立った活躍は見られなかった。

監督がエンツォ・マレスカに変わった今シーズンは、ここまで去年と比べ格段に良いスタートを切っており、コール・パルマーをはじめ攻撃陣の躍動が目立つ。そん中、カイセドの守備に関するデータが『OptaJoe』から発表され、話題を呼んでいる。

そのデータによると、カイセドは今シーズン、リーグ戦9試合で48回のタックル、インターセプトを記録。現時点で今シーズンのプレミアリーグでトップのスタッツだ。そして1試合平均に換算すると5.4回となり、これがエンゴロ・カンテの20-21シーズンの記録、5.8回に匹敵しているのだ。

当然、カンテは1シーズンを通しての記録であり、カイセドのスタッツは今後どうなるかはわからない。そう意味でカンテはやはり偉大である。ただこのデータは、カイセドの実力が発揮されている証明でもあり、期待は大きく膨らむ。今後、彼がこのパフォーマンスを継続できるか注目したいところだ。

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