メッシ相手に30ヤードも飛び出して止めるとは マイアミの前に立ちはだかった40歳のベテラン守護神に驚きの声続々「ブッフォンのよう」

マイアミ戦で活躍したグザン(手前) photo/Getty Images

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22本のシュートを浴びながら好セーブ連発

今年のMLSで史上最多勝点記録を更新する勝ち点74を稼ぎ、歴史に名を残すチームとなったインテル・マイアミ。現在は王者を決めるMLSカップ・プレイオフに臨んでおり、先日行われたアトランタ・ユナイテッドとの第1戦に2-1で勝利した。

このアトランタ戦でもFWルイス・スアレス、DFジョルディ・アルバの強力助っ人組がネットを揺らしており、リオネル・メッシを軸とした『元バルセロナ組』が相手の脅威となっている。

ただ、このゲームで話題を集めたのはメッシたちマイアミのベテラン選手だけではない。マイアミに22本のシュートを打たれながら、それを懸命に止め続けたアトランタのベテラン守護神ブラッドリー・グザンにも注目が集まっている。
40歳を迎えているグザンは、2008年から9年間アストン・ヴィラ、ハル・シティ、ミドルズブラでプレイしたアメリカ人GKで、アメリカ代表でも64キャップを記録してきた。2017年からはアトランタの守護神としてフル稼働しており、40歳ながら今年もリーグ戦34試合に出場。豊富な経験を活かして今もMLSで活躍を続けているのだ。

先日のインテル・マイアミ戦では一方的にシュートを打たれながら、グザンは何度も好セーブを披露。結果的には敗れてしまったが、2失点で済んだのはグザンのおかげでもある。

1-2とリードを許した84分にはマイアミのカウンターアタックを受け、ルイス・スアレスからメッシに決定的なパスが通るシーンがあった。しかしグザンは大胆にもペナルティエリアから飛び出し、タックルでメッシのボールを奪ってみせた。かなりリスクのある飛び出しではあるが、40歳のベテランGKとは思えぬ思い切りの良さが評価されている。



SNS上でも「グザンは40歳にしてブッフォンのようなパフォーマンスを見せている」、「ゴールから30ヤードも離れたところでメッシにタックルするとは」、「彼は今年も素晴らしく、そして今夜も素晴らしい活躍だった」と絶賛の声が出ている。

MLSカップは最大3試合制となっていて、両チームは11月3日に再び顔を合わせる。そこでマイアミが勝利した場合、マイアミが突破となるが、グザンの頑張り次第ではどうなるか分からないか。

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