トッティ氏の憧れ、ジャンニーニ氏がローマの混乱に言及 「グアルディオラでさえ苦労するだろう」

80年代にローマで活躍したレジェンド、ジャンニーニ氏 photo/Getty Images

クラブ全体の責任

元ローマのレジェンド、ジュゼッペ・ジャンニーニ氏が、ダニエレ・デ・ロッシ監督解任後のジャロロッシの混乱について言及した。

その発言があったのは『Adnkronos』のインタビュー内の一幕。彼は初めに今シーズンのローマの不調に対し「クラブ全員が責任を取らなければならない」と語った。

彼が示唆する全員とは、監督や選手だけでなく、スタッフや経営陣などクラブ全体のことだ。続けて彼は、混乱が起きた時に選手たちが内紛を勃発させて自滅に追い込んではいけないということを示唆しつつ「選手が監督を否定していると決めつけるわけではないが、物事がうまくいかないときは選手たちはもっと何かをしなければならない」と付け足した。

ただ今のローマの監督や選手たちが、混乱から抜け出すために各々奮闘していることも想像できる。ジャンニーニ氏は最後にそれもわかった上で「今のところ、グアルディオラでさえローマでは苦労するだろう」と語っている。

彼が言う通り、苦しい時こそ一致団結して全員で立ち向かっていくことが必要なのだろう。監督や選手の努力や能力を発揮させることだけでなく、クラブ経営という観点でも成長が必要なのかもしれない。時間はかかるだろうが、クラブ全体の成長の時が来ているのかもしれない。

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