クラシコで大敗のレアル・マドリード シャビ・アロンソ招聘に向けた動きを加速へ

レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督 photo/Getty Images

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クラブOBで現在レヴァークーゼンで指揮

26日(現地時間)に行われたラ・リーガ第11節でレアル・マドリードはバルセロナと対戦し、0-4で敗れた。

世界中の注目を集めた伝統の一戦クラシコで、レアルは今夏加入したキリアン・ムバッペらが高めに設定されたバルセロナの守備ラインの背後へ再三にわたって抜け出し、得点のチャンスを作り出したが決め切れず無得点。逆にバルセロナには要所でハフィーニャやロベルト・レヴァンドフスキ、ラミン・ヤマルにきっちりとゴールを決められて、終わってみれば4失点を喫する完敗に終わった。

スペイン紙『Sport』によると、このバルセロナ戦での敗北によってカルロ・アンチェロッティ監督に対するレアル首脳陣の信頼が大きく低下し、同クラブのフロレンティーノ・ペレス会長は、現在レヴァークーゼンで指揮を執っているシャビ・アロンソ監督を次期監督としてなるべく早く招聘するようにとの指示を出したという。
シャビ・アロンソ監督は、2022-23シーズン途中からレヴァークーゼンの監督に就任すると、当時ブンデスリーガで残留争いに巻き込まれていたチームの立て直しに成功。昨季は無敗のままブンデスリーガとDFBポカールで優勝して国内二冠を達成した。

シャビ・アロンソ監督は、レヴァークーゼンとの間に2026年6月末まで契約を残している。しかし、ドイツ紙『Sport Bild』によると、同監督にとって魅力的と思えるオファーがあった場合には契約満了前であっても移籍を容認するとクラブから約束されているという。

現役時代に所属していたレアルからラブコールがあったとすればそれは間違いなく魅力的なオファーの一つであり、レアルが本当に招聘に向けた動きを本格化させれば来年夏にシャビ・アロンソ監督がマドリードに向かう可能性は十分にありそうだ。

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