ジダンでもフィーゴでもない! マケレレが「どの選手よりも天才だった」と絶賛するのは“魔法の左足”で世界を魅了したレアル時代の同僚

魔法の左足で魅了したグティ photo/Getty Images

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「選手が必要とするものすべてが彼には揃っていた」

レアル・マドリードやチェルシーなどでプレイした過去をもつ元フランス代表MFクロード・マケレレは自身のキャリアの中で、印象に残ったチームメイトとして元スペイン代表MFグティの名前を挙げた。『Obi One Podcast』にて話した内容を英『TalkSPORT』が報じている。

2000年にセルタよりレアルに加入したマケレレ。チェルシーに移籍を果たす2003年までの3シーズンを銀河系軍団で過ごした。無尽蔵のスタミナを誇るマケレレは当時のレアルを影で支える重要な選手であったが、フロレンティーノ・ペレス会長は高く評価しておらず、チームを離れることになった。この放出には多く選手らが反対し、レアルが手放すべきではなかった選手の1人だ。

そんなマケレレはレアルでジネディーヌ・ジダンやルイス・フィーゴ、ラウール・ゴンサレス、さらにはチェルシーでフランク・ランパード、ジョー・コールなどそうそうたるスターと共演してきた。しかし、マケレレはグティの才能を絶賛した。
「誰もそのことについては口にしないが、グティは私が話しているどの選手よりも天才だった。ジダンや他のすべての選手より彼(グティ)の方が優れていた。彼はサッカーを愛し、パス、テクニック、ビジョン、理解力を持っていた。選手が必要とするものすべてが彼には揃っていた。今はもう見られない」

確かにマケレレが言うように「天才」という言葉が似合う選手だったのがグティだ。レアルで公式戦542試合に出場し、77ゴール94アシストを記録したグティはテクニックを活かした美しいプレイや左足から繰り出される魔法のようなパスで見る者を魅了した。

ジダンやフィーゴなどレアルにはスター選手が常にいたため、見過ごされることもあるが、レアルで「天才」といえばグティの名前が浮かぶ人も多いのではないだろうか。グティはレアルのレジェンドとも言える歴史に名を残す「天才プレイヤー」だが、その衝撃はマケレレにとっても大きかったようだ。


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