シティ撃破のトッテナムに残る懸念 負傷交代したファン・デ・フェンの状況を指揮官が言及 「ハムストリングに違和感を感じた」

シティ戦で負傷したファン・デ・フェン photo/Getty Images

14分に負傷交代

カラバオカップ4回戦でマンチェスター・シティと対戦したトッテナム。

開始早々の5分に綺麗な崩しからティモ・ヴェルナーがゴールを決めると、25分にはパペ・マタル・サールがミドルシュートを突き刺し、早い時間で2点差に。前半ATにマテウス・ヌネスに失点を許すも、1点差を守り抜き、トッテナムが2-1で勝利を収めた。

今シーズン負けなしだったシティを相手に大きな勝利を収めたトッテナムだが、懸念すべきことがある。ミッキー・ファン・デ・フェンの怪我の状況だ。この試合左SBでスタメン出場した同選手はサヴィーニョとのマッチアップで存在感を見せていたが、14分に負傷交代を強いられた。

サヴィーニョの縦への突破を自慢のスピードでクリアした直後に右足の太ももの裏を抑え、最終的にプレイを続けることができなかった。試合後、アンジェ・ポステコグルー監督はファン・デ・フェンの状況について「ミッキーはハムストリングに違和感を感じた。彼の詳しい状況は聞いていないが、間違いなく何かを感じたようだ。様子を見てみよう」(英『Daily Mail』より)とコメント。

離脱期間など詳細は検査をしてからになるが、ハムストリングを負傷したようだ。2023年夏にトッテナムに加入して以降、爆発的スピードを武器にプレミア屈指のディフェンダーとして知られているファン・デ・フェンだが、昨シーズンもハムストリングの負傷で離脱を強いられており、怪我だけが心配な点となっている。

週末にはアストン・ヴィラとのリーグ戦が待っており、11月末には再びシティとのリーグ戦が控えているが、ディフェンスラインを支える1人であるファン・デ・フェン抜きで戦わなければならない可能性もありそうだ。


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