クリスタル・パレス指揮官も満足の出来 決勝点の鎌田にさらなる飛躍を期待か 「これが彼の自信につながると分かっている」

カラバオカップで決勝点を決めた鎌田 photo/Getty Images

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アストン・ヴィラを撃破

カラバオカップ4回戦でアストン・ヴィラを2-1で破ったクリスタル・パレス。試合後、オリヴァー・グラスナー監督は決勝ゴールを決めた日本代表MF鎌田大地を称賛した。

この試合、18分に先制点を決めたエベレチ・エゼの負傷によりピッチに投入された鎌田。直後の23分にボールロストから失点に絡んでしまったものの、64分に値千金の決勝ゴールを決め、チームを準々決勝へ導いた。そんな勝利の立役者となった鎌田をグラスナー監督は、パレスの公式サイトにて称賛し、さらなる活躍を期待するコメントを残している。

「彼にとっては難しかったよ。10番としてエブス(エゼ)の代わりにスタートし、50分後に6番でプレイした。それに、同点ゴールを決められる前にボールを失ってしまったのは、彼にとって少し不運だったかもしれない。
「彼は時々、少し欲張りすぎてしまう。プレスをかける場所がないのにプレスをかけているように見える。そしてハーフタイムに彼に落ち着いてプレイし、決勝点を決めろと伝えた。そして彼は素晴らしい方法でそれをやってのけた」

「彼の強みは、アグレッシブにボールを奪い、ペナルティエリア付近からフィニッシュを決められることだとわかっている。だから、個人的には彼のことをとても嬉しく思っている。なぜなら、これが彼の自信につながると分かっているからだ。そしてもちろん、これが試合の勝利につながったので、私たち全員にとって嬉しいことだ」

この得点で鎌田は今シーズン公式戦11試合で2ゴール2アシストをマーク。まだプレミアリーグでの得点やアシストはないものの、これからに期待を感じさせるパフォーマンスだったと言える。

前節のトッテナム戦(1-0)で勝利を収めるまでプレミアリーグ未勝利が続いていたパレスには厳しい視線も送られていたが、トッテナムに続きアストン・ヴィラも撃破。公式戦2連勝を飾ったパレスは週末にウルブズとのリーグ戦も控えている。現在17位のパレスにとって19位ウルブズとの一戦は負けられねない戦いとなるが、鎌田の2戦連続ゴールを期待したい。


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