11節時点で“1試合平均3.36ゴール”も奪う破壊力 今のバルセロナはメッシがいた頃に匹敵する攻撃集団に

フリックの下で得点を量産しているバルセロナ photo/Getty Images

欧州最強クラスの攻撃力

開幕からリーグ戦11試合をこなし、37ゴール。ハンジ・フリック率いるバルセロナの破壊力が凄まじい。1試合平均3.36ゴールを奪っていることになり、スペイン『as』は今のバルセロナをゴールマシーン・チームと評する。

他リーグのチームと比較しても、マンチェスター・シティはここまで20ゴール、パリ・サンジェルマンは28ゴールと、試合数は異なるがバルセロナの数字は印象的だ。

昨季のバルセロナと比較すると、昨季のバルセロナは11節終了時点で23ゴール、一昨季は28ゴール、2021-22シーズンは16ゴール、2020-21シーズンは25ゴールとなっていて、やはり今季の得点ペースは特別だ。

バルセロナが第11節時点で30ゴールに達していたのは、2018-19シーズン(31ゴール)、2017-18シーズン(30ゴール)、2016-17シーズン(32ゴール)など、リオネル・メッシがいた頃の話だ。フリックはロベルト・レヴァンドフスキを中心に、とうとうメッシ抜きでもゴールを量産できる集団を作り上げた。

今のところペースが止まる気配はなく、今後もゴールを量産する可能性が高い。ハフィーニャ、ラミン・ヤマル、ペドリ、ダニ・オルモなど、得点を奪える選手がバラエティに富んでいるのも強みだ。

同メディアも欧州最強クラスの攻撃集団になったと評価するが、このままの力でラ・リーガを制してしまうのか。チャンピオンズリーグ制覇も視界に入ってくるはずで、圧倒的火力で相手を呑み込むバルセロナらしいサッカーが戻ってきた。

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