テン・ハーグの次にクビを切られるのは誰? プレミアの“崖っぷち監督”5人

ウェストハムのロペテギも期待に応えているとは言い難い Photo/Getty Images

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もうシーズンの4分の1が消化される

マンチェスター・ユナイテッドは指揮官エリック・テン・ハーグを解任した。開幕から3勝2分4敗と負け越し、14位に沈むなかで、ついに決断が下された形となった。

英『Mirror』は、次に解任される可能性が高い指揮官5名を予想している。

筆頭に挙がったのはウォルバーハンプトンのガリー・オニールだ。ウルブズは未だ勝ち星がなく0勝2分7敗。勝ち点はわずかに2だ。しかしマンチェスター・シティ戦では王者に苦戦を強いるなど、競争力は示している。そのほかアーセナル、チェルシー、アストン・ヴィラ、リヴァプールなど上位組との対戦を多く消化しており、スケジュールが厳しいとの声もある。ここから年末にかけてサウサンプトン、エヴァートン、ウェストハムなど下位に沈むクラブとの対戦が多く予定されており、解任はここでの戦績次第か。
未だ勝ち星のないクラブはほかに2つあり、最下位サウサンプトン、18位イプスウィッチ・タウンがそれにあたる。ラッセル・マーティン、キーラン・マッケナもともに解任候補として名前を挙げられているが、ともに昇格組であり苦戦は予想されていたこと。どちらも指揮官の望むサッカーを実践することはできており、内容は決して悪くない。勝ち星を挙げることさえできれば、状況が上向く可能性はある。

厳しいのは17位クリスタル・パレスのオリバー・グラスナーと、13位ウェストハムのフレン・ロペテギかもしれない。パレスは昨季ロイ・ホジソンからグラスナーに交代して以降、劇的に成績を改善させたが、今季は厳しい戦いが続いている。複数得点を挙げた試合は第4節レスター戦(2-2)しかなく、総得点はリーグワーストタイの「6」。得点力の改善が急務だ。リーグカップで決勝点を挙げた鎌田大地の活躍にも期待がかかっている。

ウェストハムは3勝2分4敗の13位と、順位をみても最悪というわけではないが、移籍市場でFWクリセンシオ・サマーヴィルやFWニクラス・フュルクルク、DFジャン・クレール・トディボといった注目株を釣り上げたわりには成績が上がらない。

『Mirror』もロペテギは多くの人が期待していたほどの成績を挙げることができていないと指摘している。直近ではイプスウィッチとユナイテッドに勝利したためプレッシャーは和らいでいるとみられるが、厳しい立場にあることは間違いないようだ。

シーズンの4分の1が消化されようとしているプレミアリーグ。これらの指揮官には早急に成績の改善が求められている。

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