ファン・ダイクが近年”最も印象に残ったDF”に挙げたのは 「私がその年齢だった頃は、今の彼ほどのレベルには達していなかった」

リヴァプールでプレイするファン・ダイク photo/Getty Images

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自身の若い頃と比較

リヴァプールでプレイするオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク(33)は近年で最も印象に残ったDFとしてアーセナルのフランス代表DFウィリアム・サリバ(23)の名前を挙げた。ポッドキャスト『Rio Ferdinand Presents』にて語った内容を英『Daily Mail』が報じている。

リヴァプールでキャプテンを務めるファン・ダイクは世界最高のDFの1人として知られている。2020年に重傷を負って、その後はパフォーマンスが落ちたことを指摘されることもあったが、再び調子を取り戻し、ここまでプレミアリーグ最小失点を誇るリヴァプールの守備の要として今シーズンも存在感を発揮している。

そんなファン・ダイクは元マンチェスター・ユナイテッドのDFリオ・ファーディナンドから近年最も印象に残っているディフェンダーは誰かと聞かれ、サリバの名前を挙げた。
「明らかに、サリバは現在、非常に素晴らしい進歩を遂げている。今、真っ先に思い浮かぶのは彼だ。彼は堅実な選手だ。ボールを持った時のプレイは上手いと思う。正直に言うと、私がその年齢だった頃は、今の彼ほどのレベルには達していなかったと思う」

ファン・ダイクとサリバは10歳年が離れており、ファン・ダイクは10年前はまだセルティックでプレイしていた。その後、サウサンプトンへと移籍し、2018年より今のリヴァプールでプレイしている。だからこそ23歳という若さで世界トップクラスのDFと呼ばれるまでに成長したサリバへの称賛を惜しまないようだ。

また、ファン・ダイクはベテランと呼ばれる年齢になった今でも学ぶことをやめず、他の選手たちから吸収し成長していることも言及した。

「もちろん、そこがフットボールの素晴らしいところでもある。他のディフェンダーのプレイを見て、そこから多くのことを学ぶのが好きなんだ。良いプレイヤーやCBはたくさんいる。試合を見ると、特に最高レベルの試合では必ず何かしら学ぶことがある」

「しかし、チームによって守り方が異なることも念頭に置いている。特にボールを保持しているときは、自分のポジショニングについてよく考える。なぜなら、明らかに私たちはボールをよく保持するチームだからだ。私は長年、右利きの左CBとしてプレイしてきた。時には、特定の選手の位置取りやプレイ方法を学ぶのも良いことだ。何歳になっても学び続けることはできると思うし、私は今でも間違いなくそうしている」

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