バルサに大敗した影響か レアルが中盤の立て直しにエンソ・フェルナンデスの獲得を模索

今シーズンは好調を維持しているエンソ・フェルナンデス photo/Getty Images

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8400万ポンド+αでチュアメニをトレードか

レアル・マドリードがチェルシーのエンソ・フェルナンデスの獲得を狙っているようだ。

フェルナンデスは、アルゼンチン代表として2022年W杯制覇に大きく貢献。そこで一躍注目される存在となり、2023-2024シーズンにベンフィカから1億680万ポンドでチェルシーへ移籍してきた。

昨季はチームの浮き沈みに影響されてか、彼の存在感も薄く、リーグ戦では28試合の出場にとどまるなど、高額な移籍金には少し物足りなさが感じられるシーズンだった。しかし今シーズンはエンツォ・マレスカ新監督に重宝され、開幕からチームの好調を支えている。
『TEAM TALK』によると、そんな彼に関心を寄せているのが、前述のスペインのビッグクラブだ。最近ではライバルのバルセロナに大敗し、攻撃も守備もうまくいかず課題が見つかったばかり。そこでレアル・マドリードはチームの立て直しのため、エンソ・フェルナンデスに白羽の矢が立った。彼の獲得に8400万ポンドを支払う予定があるという。そしてチェルシーがベンフィカに支払った移籍金との差額を埋めるために、トレード要因としてオーレリアン・チュアメニの放出を考えているとも報じられている。

ただこのままでは実現の可能性は低いかもしれない。エンソ・フェルナンデスは、昨シーズンとは違い、ここのところ評価が回復してきている。チェルシーの主力として信頼を獲得し始めている彼を手放すには、余程うまい話がなければ首を縦に振らないだろう。一部の報道ではチェルシーがチュアメニを欲していたとされているが、クラシコで評価を落としてしまった今の彼でブルーズが満足するかは未知数だ。果たして本当にこの移籍が実現するのか、今後の動向に注目したい。

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