王座奪回を目指すユヴェントスに異常事態発生? 新監督が語るチームの弱点とは

今季よりユヴェントスを指揮するモッタ photo/Getty Images

名門が抱える問題点

ユヴェントスはセリエA開幕6試合で3勝3分けで、引き分けのうち2試合がASローマとナポリの試合だっただけに悪くないスタートダッシュを切っていた。しかしながら、直近の第9節、第10節で2試合続けての引き分けで、4位の4勝6分けとチームの再建は暗礁に乗り上げていると『Football Italia』は伝えている。

第9節は昨季王者であるインテルだったため勝ち星をあげることは簡単ではない。それでもイタリアメディアから問題視されているのはその試合内容だ。開幕から6試合では難敵相手でも無失点に抑え込み、クラブを象徴とするかのような堅守を披露していた。それが第9節では4-4、第10節のパルマ戦では2-2の引き分けに終わり、2試合で6失点を献上している。

今季から新監督を務めているチアゴ・モッタは『Sky Sport Italia』で現在の問題点について語り、「チームとしてバランスを保ちながら戦っていく必要がある」と今後の改善を口にした。

「時には試合が混沌としてくることもあったし、僕らがしっかりワンポゼッションを終わらせることができなければ、相手はカウンターに出て優位に立つだろう。 それは避けなければならないことだ」

「すぐにアグレッシブにボールを奪い返し、相手にカウンターを許さないようにしなければならない。数的有利の状況で攻撃を活かして、相手のペナルティーエリアに侵入することを目指す」

名門の復活に向けて多くの期待を背負い監督に就任したチアゴ・モッタだが、大きな難所を迎えている。現在のチーム状況をどのように立て直して中盤戦以降を戦っていくのか注目を集めるところだ。

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